#023:おひとりさまの心得 《帯状疱疹の予防》
たくさんの投稿の中から見つけてくださって、ありがとうございます。
今日は「帯状疱疹」についてです。
おどろおどろしい病名です。
おひとりさまもアラフィフとなりますと、病気の予防も心得のひとつとして重要です。
自分ごととして考える
昔、今の上皇后様が帯状疱疹にかかったニュースを見たり、親戚の高齢者の方がかかって大変だったよという話を聞いたくらいで自分ごととは思えていませんでした。
加齢が大きな要因になっているので50歳オーバーの我々大人は特に気にした方が良いようです。
この1年ちょっとの間に私のごく身近で、友人と兄が帯状疱疹になってしまいました。
二人とも幸いなことにだんだんと治癒してきているようなのですが、大変な目にあっておりました。
知れば知るほど薄気味悪い病気で、ここのところ世間を騒がせている例の流行り病以降、発症者が増えているような話もあるようです。
水疱瘡にかかった人は注意
子供の頃に水疱瘡にかかった人は免疫を獲得している代わりに、体の中ではずっと神経にウィルスが存在し続けていて、免疫力が落ちた時などにまた活性化して帯状疱疹として表れます。
水疱瘡にかかったことがないと言い切れる人ってどれくらいいるんでしょう?
兄弟がいたらそこからうつったり、あるいは保育園・幼稚園でもらってきたりで、結構かかっている人も多いんじゃないかと思います。
ごく幼い時の記憶ですし、症状が比較的軽いと特に自分では覚えていないと思います。
親に聞いても、第二子以降だと「あれー、どうだったかな?」とあやふやだったりします。(私がそうです)
50歳を過ぎたら罹患率アップ
残念ながら50歳以上から見られることが多い病気なんだそうです。
2014年からの水疱瘡ワクチンの定期接種の開始により、最近は若い方でも発症が増えているようですが、、私の知りうる範囲の罹患者は軒並み50オーバーです。
重症化すると失明や顔面神経麻痺、脳炎も
症状は体の片側に出て、最初はヒリヒリ、ピリピリした前兆を感じる人もいるようです。
そのうち発疹が出てきて、痒かったり痛かったり。
(痒みは痛みの薄まった状態とどこかで聞いたことがあります。元は同じ炎症反応ですかね。)
単なるかぶれや湿疹かと思って、見過ごすことも多そうです。
私の兄もそうでした。
ちょうど庭の植木の剪定をした後くらいだったので、虫刺されによるかぶれだと思い込んで病院へ行くのが少し遅れたようです。
しかし、手当が遅れて首から上に範囲が広がると顔面神経が麻痺したり、更に失明や脳炎に至るというのがなんと言っても怖いです。
皮膚表面の問題じゃなくて、ウィルスが悪さをしているのは神経に対してなのです。
ワクチン接種
2種類のワクチンがあります。
費用については基本は全額自己負担ですが、自治体によっては50歳以上を対象に半額補助が出たりするようです。
私の住む自治体では補助がなくて残念。
あと、他のワクチン接種とは間隔をあける等の注意が必要みたいです。
ワクチン接種を検討しているところなので、忘れないようにメモ書きします。
生ワクチン:費用は安い。1回接種。予防率50%くらいで、効果は5年。
不活化ワクチン:費用は高い。2回接種。予防率は高く97%くらい、効果は9年以上。
自らアクティブに対応できることは「免疫力を下げないこと」と「ワクチン接種」くらい
友人からも兄からもワクチン接種をすすめられていて、行こう行こうと思いながらずるずる。
そうしましたら今朝ほど皮膚のピリピリ感を感じてドキッとしたため、本日こちらへ投稿することにしまいた。
腰から腿にかけて右側だけのような、左側もむずむずするような。
ここしばらく気になっていた皮膚の乾燥によるものだと思いたいですが、先日胃腸炎になって免疫が低下していることに思い当たってギクリ。。。
まずは乾燥による痒みとの鑑別のため、保湿をしっかりして様子を見ています。
もし帯状疱疹だとしたら、発疹が出始めて3日以内に適切な抗ウィルス治療薬を服薬できるかどうかがポイント。
今日は金曜で、土日では病院受診もままならなくなるので少し緊張しています。
いろいろと書き殴りましたが、くれぐれも正しい最新の情報を得ること、ついては不安があれば医師に相談して適切な診断を仰ぐことが重要であることをご理解ください!
参考情報:BIKEN
→生ワクチン「ビケン」
参考情報:GSK(グラクソス・ミスクライン)
→不活化ワクチン「シングリックス」
参考情報:その他
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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