【温故知新】創業者の遺した言葉を咀嚼・吸収してみる♪(17/30)
縁あってこの会社に入って、創業者が遺した多くの(多すぎるかも 🤔)言葉に触れた。私自身はそうでもないが、社員の多くの方はその言葉に心から共感していて驚いた。
折角なので、これらの言葉を私なりに&今の時代に照らすとどういう事なのかを考えてみる。それは私がずっと日系企業かついわゆる大企業と仕事をしている理由かも知れないが、日本はもともと創業者含めイノベーティブな起業家や企業が多く存在し、世界の生活を豊かにすることでさらに成長してきたのに今はそうできていないのはなぜか?もっとできるのではないか?に挑戦し続けているから。
ネタはここから。では、17個目。
私は今回この言葉を初めて知りました。そもそも青春って何なんですかね?普通の定義だと「若い時代。人生の春にたとえられる時期。希望をもち、理想にあこがれ、異性を求めはじめる時期。」という感じでしょうか。一方で
という言葉もあり、創業者はこっちの意図で「青春」という言葉を好んで使っていたみたいですね。主に好奇心とか冒険心に代表されるように知らないという事をリスクやネガティブなものと捉えない、あるいはネガティブな要素はありつつも、だからこそ知りたいとか見てみたいと思う気持ちが勝つ状態が維持されている限り、それは青春の中にいるという事なんでしょうね。創業者は経営の神様といわれるくらい様々な事業や経営で成功を収めてきた方でしたが、その中でも多くの失敗や見込み違いもあったはずです。「成功するまで続けないから失敗するんだ」という言葉を遺しているので、本当に失敗してないのかも知れませんけど(笑)
先日、私の尊敬する先輩の方がやられているラジオ番組を聴いてそこにゲストで来られていた方(徳武産業経営者)が「事業経営を考えるとき、それは下りエスカレーターに自分たちは乗っている前提で考える」と言われていて、なるほどと思いました。現状維持は衰退であるという言葉はよく聞く言葉ですが、下りエスカレータってのはわかりやすい例えですね。おそらく創業者もそれを一番恐れていたのではないですかね。だからこそ、常に信念に基づき好奇心と冒険心を持って活動に情熱を傾けることを大事にしたのでしょう。
この実践はかなり難しいですよね。頭では分かっていても、自らの経験や知識をベースにしすぎて、変化をネガティブに捉えて機会を見逃したり、それにより学ぶことができなかったりしているのが現状ですよね。私は自分自身の思考のトレーニングとして「常識を1つ外す」ってのをやってます。もっと正式な方法論とかあるのかも知れませんが、あくまで我流のもので何かを考えるときに現状「当たり前」な何かを当たり前でなくして考えてみるんです。例えば、コロナでずっとリモートワークだった時、いろいろな物の購入もECだったし、それらは宅配業者の皆さんに届けていただきました。あるECサービスばかりを使っていたのですが、その宅配は業者A、業者B、業者Cでバラバラ実行されるんですよね。「そりゃ、ECサイトはいろいろなメーカーや業者さんの商品の陳列棚なので、その商品を提供する業者の方がどの物流業者を取引しているかで変わるよね。」っていう当たり前のことなんですが、ユーザーである私からすると「まとめて持ってきてよ。テレカン中に何度も中座しないといかんやん」って思ってました。例えば、業者ABCの地域集荷場から最終顧客のところへのお届けだけを実施する地域密着型サービスがあったら?なんてアイデア創出になったりするんですね。まぁこのままだと事業として成立するかどうかは分かりませんが、「当たり前を疑う」というのは1つの訓練方法じゃないかと思います。
次回は、「自己観照」を消化してみます♪
では、また~