遊ぶこととスマホをいじること
遊ぶときにやたらとスマホを触るのはいかがなものだろうか。
連絡やメールの確認などは仕方がないかもしれないが、InstagramとかXとといったSNSは、別に家で見ればよくないかと思う。それに、学生に、遊びのときに急を要する連絡も生まれないだろうと思う。遊ぶ時間を満喫してほしい。
この前、何人かで遊園地に行ったとき、他の子がみんな待ち時間スマホをいじっている時間が多かった。もちろん談笑することも多かったし楽しかったが、一人が触りだすと、他の子も示し合わせたようにいじり始める。その人の勝手だといわれるかもしれないが、他の人と遊びに来ているんだし、もしスマホで待ち時間を過ごしたいのであれば、他の子とくる必要がないのではないだろうか。極論だが。
そう思うなら話しかければいいじゃないかと思われるだろう。だが、こちらも気を遣う。多少控えてほしいと願う。
スマホを触ることに拍車をかけているのが、BeRealというアプリである。使っている子に聞いた話によると、自分の日常を無加工写真で載せるアプリである。一日に投稿できる写真が、通常は一枚で、一日のうちに一度だけランダムにくる、2分間の投稿時間に投稿すれば、合計3枚投稿できるようになる。そのいつ来るか分からない投稿時間が気になって、しょっちゅうスマホをいじることになる。話すことよりも、そのタイミングを逃さないことに注力していると思われるほど、遊びに行った子たちは気にしていた。
かなり愚痴になってしまったが、その人の勝手である。こちらに害が及ばない限り、他の人のいうことなすことにとやかく言うことはできない。そう肝に銘じているのだが、遊ぶときくらいスマホいらないんじゃないか。
そのグループとは別に、よく遊ぶ友達がいるが、ふと思い返すと、その子はスマホをあまり触らない。そういうところが、無意識のうちに居心地の良さにつながっているのかもしれない。
目の前に人がいるのだから、スマホの中の友達を見る必要はないんじゃないかな。