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Photo by
mitamachan
ちょっとした気遣い
この前、バイトで感動したことがあった。
カウンターの少し後ろにあるフライヤーで、これが足りないからカウンターから持ってこないといけないねと他の子と話していて僕が取りに行くと、カウンターの子がその話を聴いていて用意してくれていた。
なんてことはない、ただそれだけ。されどちょっとしたこと。
別に、用意していなくてもなんとも思わない。つまり、していなくてもマイナスになることはない。だからこそ、感動するのだ。
ちょっとした気遣いが、本人には当たり前のことでも、してくれた側に喜びをもたらすことがある。
お店を出るとき、たまたまタイミングが重なった人のために、少しドアを持っておくとか、家でうとうとしていたらタオルケットをかけるとか。
そうした些細な気遣いができるような人になりたいと思った。
高校生に先を越された気分になって、悔しかったんだ。