眠たいの反対?
高校のときから、ずっと疑問に思っている。
眠たいの反対の形容詞ってないな。
起きているは、かろうじて言えるが、動詞と助詞の組み合わせ。形容詞一語ではない。
眠たいがあれば、その反対もあってもいいのになと思うのに、見当たらない。
起きているのが通常で、眠気が襲ってくるのが通常の状態ではないから、起きているの形容詞がないのだろうか。そもそも起きていることに対して、特別な感情を持たない。起きたいは願望だし。
通常なら言語として表す必要がないが、例外や異常は言語にして、他の人に伝える必要がある。
そう考える。
例えば、天気。
晴れのときは、晴れ、快晴、雲ひとつない快晴、秋晴れ、小春日和、くらいだ。
雨となると、手に負えない。
小ぶり、土砂降り、暴雨、天気雨、狐の嫁入り、天泣、驟雨、霖雨、五月雨、白雨、夕立、朝時雨、などなど。
雨が多い土地だから、いつの季節ののどんな雨なのかを正確に伝える必要がある。
そのため、雨を表す表現が発達してきた。と考えられる。
話を戻して、眠たいの反対の形容詞を無理矢理作るとすれば、何があるだろうか。