薄皮一枚残して食べています
こんにちは。
防虫ライターの丸永(マルエイ)です。
本日はシロアリの食害についです。
シロアリは習性として光や風を嫌うというお話を以前もさせて頂いたと思いますが、この習性が食害にも大きく影響しています。
二枚の画像を並べてみましたが、土が付着した場所を削ると中はスカスカに食べられてしまっています。
見た目では表面だけのように見えますが、中はスカスカになっています。
シロアリが食べた場所のスカスカとは画像のように、薄皮一枚を残して食べている食害のことをいいます。
これは非常に風を嫌っている証拠でして、床下が乾燥してしまうとシロアリはこのように木材の中へ潜り込んで中から食害していきます。
また場合によってはその食害箇所を巣にすることもあります。
このようにシロアリの食害状況から何を嫌がって蟻道をつくっているのかが理解できます。
シロアリは放置しなければそんなたいしたことはありません。
シロアリやアリの行列を見かけたらお早め相談にされることをお勧めします。
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