ホンハイ精密工業がルノーと協議、日産の株式取得も視野に？

こんにちは、財テクのたくみです！

今回は、自動車業界に大きな影響を与えそうなニュースについて解説します。台湾のホンハイ精密工業（Foxconn）がフランスの自動車大手ルノーと協議を進めているという報道がありました。この協議には、ルノーが保有する 日産の株式取得 も含まれる可能性があると言われています。これが実現すれば、自動車業界の勢力図が大きく変わる可能性があります。

ホンハイ精密工業とは？

ホンハイ精密工業（Foxconn）は、iPhoneを製造する企業として知られる世界最大の電子機器受託生産企業です。近年は EV（電気自動車）事業 に力を入れており、自社ブランドのEV開発や、さまざまな自動車メーカーとの提携を進めています。

ルノーとの協議の背景

ルノーは現在、EV事業を強化するために 「Ampere（アンペール）」 というEV専業の子会社を設立し、資金調達を進めています。この中で、ホンハイとの提携が持ち上がっているとされています。

また、ルノーは日産と長年提携関係にありますが、両社の関係はここ数年で変化しています。特に 日産とルノーの資本関係見直し によって、ルノーの持ち株比率が低下し、日産の経営の独立性が増しています。こうした状況の中で、ホンハイが ルノーの保有する日産株を取得する可能性 が浮上しています。

もしホンハイが日産の株式を取得したら？