【今アツい!!】ライブコマース
初めまして!都内広告代理店に勤める新卒1年目です。
僕はSNSやインフルエンサーマーケティング事業を主軸とする部署に所属しており、ちょうど1か月前ほどに地方でかなり知名度のある大人気企業様と一緒にライブコマースをさせていただだきました!
ライブコマースが中国でかなり伸びていてどんな商品でも一瞬にして売れるということは知っていましたが、日本でも売れるのか最初は正直懐疑的でした。
ただ、実際にやってみて想像以上に反響があったのでどうやって売ったのか、そして僕自身どう感じたのかをここに記していきます。
まず、予め簡単にそのクライアント様の状況だけ説明すると、特に高年齢層の方々にとにかく売れている通販系ブランドを抱える企業様です。
メルマガや新聞折込などが売上のほとんどを占めていたのですが、そこの社長様から「SNSなどを使って新しい広め方をしていきたいがどうしたらいいか分からない!」と相談が来たので、まだ日本では流行り切っていないライブコマースを実施して市場ごと独占しましょう!と話したのが始まりでした笑
クライアント様も非常に協力的だったこともあり、最終的にはかなり上手くいったのではないかなと思ってます!
(ちなみに、ただ売れるだけでなく認知もしっかり広がったという事例にもなったのでそちらにも注目しながら見てください!)
そもそもライブコマースとは
ライブコマースを端的に一言で表すと「ライブ配信によってモノやサービスを売る」施策です!
ライブ配信、つまりリアルタイムで商品をSNS上で紹介するため、その商品について気になったり聞いてみたいことがあったらその場で聞けるのが一つ大きな特徴です。
双方向のコミュニケーションをとりながら、画像や文字だけでは伝わりにくい商品の使用感がわかりやすいため、ユーザーにとっても非常に納得しながら購入ができます。
そんなライブコマースは中国でとてつもない勢いを持っています、、!
百思寒というアパレルブランドが1日で300万着売れたり、口紅王子という口紅が15分で15,000本も売れたりととにかく凄まじい勢いでなんでも売れています。
実際に中国の市場規模としては昨年2021年に25兆円、2025年には42兆円まで達すると言われています。
ここまででライブコマースが商品やサービスを売る力がかなりあることはわかっていただけたかと思います!
ただ、日本ではまだ参入している企業が少ないため、やるなら今!と思い、
クライアント様にも伝えました。
僕とクライアント様の事例
ライブコマースについてある程度理解できたところで早速僕とクライアント様の実際の事例について書いていきます!
冒頭にも説明した通り、そのクライアント様は地方でかなりの知名度があり高年齢層の方々にとにかく売れているブランドを抱えています。
ただ、もっと拡大していきたい!多くの方に知ってもらいたいという強い想いと同時に新しいことにチャレンジしたいという想いも強く感じられたため、ライブコマースという施策をご提案しました。
僕らはSNS施策についての知見がかなりあるという自負もあるのに加え、数百名規模のコマーサーを抱えています。
コマーサーというのは、インフルエンサー並みの影響力を持ちながら商品を売る力にかなり長ける、いわばSNS上のジャパネット高田社長と言える方々です!笑
今回はプロテインをそのコマーサーさんに紹介していただき、売っていくことにしました。
このプロテインは若い方、女性、初心者でも比較的手を出しやすいようなものです。
そしてとにかくこのプロテインに対する想い社長様や社員様は強かったため
ライブ配信であればその想いをストレートにユーザーに届けられると思いました。
(ほとんどの企業様が自社の商品やサービスに対する強い想いがあると思いますが、俺らの右に出る者はいない!と思われている企業様であれば持ってこいの施策だと思います笑)
今回は認知も広めていきたいということもあり、拡散力のあるTikTokでライブコマースを実施しました。
ただプロテインが1個4,000円ほどで、この価格帯だと売れて20個くらいだと思う、とコマーサーさんにも言われてました。
今回お願いしたコマーサーさんはコマーサー界でもトップの実績を誇る方なのですが、同価格帯の商品での過去の実績としては15~20個でした。
それを社長様にもお伝えした上で30個を目標に設定しました。
トップコマーサーで20個が過去最高なら、今回で一緒に最高実績を作ろう!ということでこの目標になってます。
(今思えば相当厳しい目標設定です、、笑)
そんな正直厳しい目標の中、ライブコマースを実施しました。
結果的にどのくらい売れたかの結論を言うと33個売れました!!!
しかも、定期では売れないと言われるライブコマースで33個中19個が定期で売れたのです!
しかもしかも!リスティングの指名kwでのimpが実施前と比較して138%まで伸びました!ライブ配信上で売れただけでなく、webで検索してくれた方も普段に比べ増えたのです。
これほどまでに成功した理由は「仕掛け」と「気持ち」の2つだと思います。
ライブコマースで売るための仕掛け
単純な話ではありますが、実はかなり重要。
ライブコマースで売るための仕掛け。それは「クーポン」と「特典」です。
なんだそんなことか、他の施策でも同じじゃん。と思った方がほとんどだと思います。そうなんです、別に誰もが気づいていないことや真新しいことではないんです。
ただ、ライブコマースの場合、リアルタイムで配信するので、その瞬間に買いたい!買わないと!と思ってもらえるようにしないといけません。迷いの余地を与えないのが重要です。
いいと思うけど、なんかな~。ちょっと一回調べてからにしよ。と思わせたらもうその時点でライブコマースはおろか他のところでも売れません。
そう思わせないためのクポーンと特典です。
今回は、500円オフクーポンと定期で購入した方限定で別商品(非売品)を特典としてつけました。
その結果、20個が限界と言われていたのに33個も売れました。
CPAも通常のweb広告より40%も低かったです。
この「クーポン」と「特典」がライブコマースで売るための非常に重要な仕掛けです。
ライブコマースで売るための気持ち
とにかく、このクライアント様は商品への想いが強かったです。
こんなに強い気持ちを持った企業様はないのではないかと思えるくらい。
打ち合わせをしていても僕が話すのは2割くらいで残りの8割は社長様が商品について熱く語ってくれるほどです。
そして何よりユーザーの方々を大事にしているクライアント様でした。
その気持ちあっての商品への想いだと思います。
そういった人一倍強い気持ちをコマーサーさんにも熱弁し、実際のライブ配信上で語っていただきました。その想いにコマーサーさん自身も感銘を受けてくれましたし、だからこそユーザーの方々にも共感していただけました。
リアルタイムで言葉で伝えられるライブコマースだからこそ、その商品に対する想いは大事です。
この想いがなければここまで売れていなかったのではないでしょうか。
どこの企業様もそういった強い想いはあると思います。
今回やってみて僕自身もそういった企業様の強い想いを聞いて届けやすいように分解するのが楽しかったです。
なので、ぜひ他の企業様の想いも聞きながら一緒にライブコマースができたらなと思います!!
まとめ
ライブコマースは今がアツいです。
流行ってからでは遅いです。僕は今回実施してみて間違いなく日本でも流行ると思いました。流行る直前だからアツいんです。
僕のクライアント様にもそこに共感していただき、かつとにかくなんでも挑戦するというチャレンジ精神があったので成功しました。
今後も継続的にやっていき、市場を今から独占していこうとしています。
これを見ていただき、ライブコマースって良いかもと少しでも思っていただけたのであれば、ぜひ僕と一緒に今のうちから市場を盛り上げましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございました。