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『パニック障害』克服した堂本剛さんのストーリーに共感必至


堂本剛さんといえば、堂本光一さんとのジャニーズユニット「KinKi Kids」として有名で、俳優としても活動しており、独特なパフォーマンスや歌唱スタイルで知られますよね。

また、啓発活動を行うことで、メンタルヘルスや環境問題などの社会問題に積極的に取り組んでいます。

パニック障害の経験を公表し、多くの人々に勇気や希望を与えたことでも有名です。

さらに、映画監督や脚本家としても活躍し、独自の視点で作品を制作しています。

多才で個性的な彼の魅力は、多くのファンに愛されていて、今でもなお音楽、演技、そして社会的な活動に注目が集まっています。


 堂本剛さん(42)が2022年4月2日放送のbay fm「堂本剛とFashion&Music Book」(土曜後10・00)に出演し、自身が苦しんだパニック障害について赤裸々に語ったコメントをスポニチさんの記事に綴られています。

番組冒頭から「早く答えてあげたいなと思って」と「パニック症」と診断されたという17歳のリスナーからのメッセージを紹介。
剛は「もうちょっと前かな、僕の年齢は」と自身の発症は17歳よりも以前だったことを明かし「当時はこのパニック症という言葉がそんなに主流じゃなかったというか、世の中の人が知っているものではなかったという印象」だとし、「まさしく同じ症状でね。心無いこと言う人たちからのダメージもいっぱい受けました。だから、全然治らなかったです」と振り返った。

スポニチアネックス様より


私も剛さんと歳も近く、罹患した時期も似ているため、以前書いた体験談でも文章にしていますが、この頃はまだパニック障害があまり世の中に浸透しておらず、周囲に認知してもらう事が大変困難でした。

個人的にショックだったのが、発作時に休んでいる事が周囲にサボっている様な印象を与えてしまい、上司からお叱りを受けた時に「周りの人は頑張っているんだからな」と言われた時ですね。

私だって頑張っているのに…と思いますよね。

当然、発作さえ無ければ、休まず普通に働けているのですから上司に非はありません。

この時を振り返ると、むしろちゃんと症状について報告し理解を得ようとしなかった自分が悪いのです。

とはいえ、その後症状について懸命に説明しても、その上司には理解を得ることが敵いませんでしたが。

一般人の私ですら周りの言葉に怯えていたのに、芸能人の剛さんの言う「心無いこと言う人たちからのダメージもいっぱい受けました」という言葉を聞くとゾッとしますね。

※ヘルプカードような物を持っていると、発作時に周囲の人にも理解を得やすいですし、いざという時に救急搬送の手立てもしてもらいやすいです。


それでも「家族とか、そんな中でも助けてくれる人はいたので、そういう人たちの力添えがあって、何とか来られたけれども、(症状は)自分でもどうしていいかわからなかったし、急に来るんです、本当に」と剛さん。
「それこそ、すごく楽しくライブやっているんです。めちゃくちゃ楽しくやっているんです。でも、(ライブの途中でも)急に襲ってくるんです。急に怖くなるんです。こればっかりはわからない、自分でも」と回顧した。

スポニチアネックス様より


私も剛さんと同様、どんなに楽しい状況でも嬉しい面白い事があってもふと冷静になる時は必ずあって、その時に思い出したかのように発作が来るものでした。

「え、なんでこんな時に」って何回思った事かわかりません。

事前に緊張する場面が明らかになっている場合は、色々と準備をしてその場に望むんですけどね。

剛さんも言っていますが、急に、なんの突拍子も無く、自然に襲ってくるのが日常茶飯事でしたね。

それでも家族だけは理解してくれて、ずっと向き合ってくれていました。

時にはなんでもない言葉にイラっとして逆上する事もありましたが、今となっては感謝しかありません。

色んな環境の方の話しを聞いていると、周囲どころか家族にも理解されない方も実際にいます。

もしこの文章を読む方に、パニック障害になったの家族の方がいらっしゃったら、是非しっかり向き合って理解をして欲しいと思います。


※不安な気持ちに陥っているときや、緊張が走っているときなどにシトラスの香りを嗅ぐことでスッと心が軽やかになるでしょう。
香りを嗅ぎ、不安に研ぎ澄まされた神経を反らす事で発作が落ち着いていきますのでオススメです。


さらに「パニック症っていうことはパニックディスオーダーってことで、脳みそが間違った信号を送ることで、症状がおかしくなったり、感情がおかしくなる、っていうだけの話なんですけど、これが本当にやっかいで、なかなかコントロールできない」としたうえで、相談したリスナーのように「勇気をもって言ったことは大きい前進」と見解。
「自分を変人扱いする人がいるんだったら、その人も相手にしなくていいです。自分を優しく包んでくれる人のことを思いながら一緒に過ごしていけばすぐ治ります」とアドバイス。
「人から傷つけられたり、いろいろな態度、言葉で与えられたストレスとかいろいろなものが積み重なって、そう言う症状になっていると思うんです。それを癒すのがまた人だったりもするんです、皮肉にも。
とにかく自分が情けないなとか、思うことはないよ」と呼びかけた。

スポニチアネックス様より


やっぱり打ち明けたくない事でも、しっかり向き合って周囲に認知してもらうというのもパニック障害と向き合う上で大事な要素なんですね。

人それぞれ、職場や学校環境など置かれている状況は違うので一概に全ての人に当てはまるかはわかりませんが、もし周りが理解してくれそうな環境や状況なのであれば打ち明けてみてはいかがでしょうか?

私も今務めている職場も、以前勤めていた職場にも良くして頂いて、理解のある方々がいてくれて本当に助かりました。

このような職場はどこにも必ずありますので、現在の職場が辛い方は諦めないでください。

そして、私の場合はパニック障害を治さなければいけない、克服しなければならないと思わされたのも、そこにいた優しい方々や家族のためでした。


※私はずっと飲んでいましたが、パニック障害では、ノルアドレナリンが多くセロトニンが少ない状態で、バランスが悪くなっていると考えられており、病院でもセロトニンを増やす薬が処方されている為、効果が有用であると言われています。


リスナーは抗うつ薬と安定剤を飲んで安定させているとしたが、剛自体は「僕は嫌いだったので、ちょっと長引いたのかもしれない」とも告白。その経験を踏まえて、薬についても「嫌がる必要性も本当にないと思う。風邪を引いたら風邪薬を飲むのと一緒です。飲んで、少しでも安心するんだったら、飲めばいいと思う。でも、強くなっていくっていうのは、薬に依存しているからやめたほうがいいと。飲んで治療するんであれば、やめるために飲んでほしいなと思う」と助言した。

 剛は「僕も感情がどんどんどんどんうごめいて、まったく同じです。だから、私だけかなと不安がる必要は本当にないです。情けないなと思うこともないし、絶対に治るから何も心配しないでいいよっていうのは言ってあげたい」と語りかけた。

スポニチアネックス様より


私も薬は出来れば飲みたくないし、強くして依存していくのは避けたいと思う人間でしたので、剛さんのこの言葉には共感しかないです。

私の場合は、一時しのぎな投与の仕方をしていたので剛さんと同様に長引いてしまったのだと思います。

剛さんのおっしゃる通り「飲んで、少しでも安心するんだったら、飲めばいいと思う」苦しいのに無理をする必要は無く、どんな病気でも薬は飲むし、精神安定剤という括りで恥ずかしいなんて感情はいらないと思います。

そして「飲んで治療するんであれば、やめるために飲んでほしいなと思う」本当にそれに尽きると思います。

個人的にも「治る=薬を止めて日常に戻れる時」なので今は薬に頼る必要があるけれど、誰でもいずれは止められる時が来ます。

最後に剛さんの優しい言葉「絶対に治るから何も心配しないでいいよっていうのは言ってあげたい」この言葉は聴いていたファンやパニック障害者にもかなり心に響いたのではないでしょうか?

※血中酸素飽和濃度を測る機械ですが、私は過呼吸になった時の自己暗示(酸素は取り込めているから大丈夫!って感じ)に使っていました。
色んなメーカーがありますが、日本製が良いと思います。



この堂本剛さんラジオコメントは、パニック障害を乗り越えるための道筋を示してくれていると思います。

自己ケアやメンタルヘルスの重要性を理解しながら、一歩ずつ前進していきましょう。

剛さんに貰った希望と勇気を持って、パニック障害とあなたのストーリーが輝く日が来ることを願っています。


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