PMSとか生理痛とか、
※PMSや生理痛について書いていますが、あくまで『私の場合』です。人それぞれ症状や苦しむポイントは違うと思いますので、その点はよろしくお願いします。悩みがあればお医者さんにきちんと診てもらいましょうね!
もう長いことPMS(月経前症候群)、生理痛と付き合っております。
生理痛しんどいと思い始めたのが高校生くらいだったかなあ。今思うとその頃は受験のストレスやら思春期やらなんやらのホルモンバランスで、心身共にとにかくグダグダでした。当時は生理痛には鎮痛剤で対処していたのですが、PMSの方は存在を知らなかったため、ただメンタルがヤバい奴になっていたと思います。
具体的にいうと、生理前(私の場合は一週間くらい前)からとにかくイライラする、悲観的になる、不安になる、恐怖を感じる、涙がでる、誰とも話したくない、下腹部がなんとなく重い、腰がだるい、腹痛がする、手足が冷える、眠気が酷い、逆に眠れない、などの症状が現れます。これらが毎回全て現れるというわけではなく、このうちのいくつかが1日目に出てきて、次の日は別の症状が出たり出なかったり、うっすら全ての症状が出るけれど特にイライラが強かったりと毎回違います。でも間違いないのはPMSが出現しないことはない、ということです。
とにかく私を毎回苦しませるのがメンタルの不調です。普段は気にも留めていないところでブチギレたりして、またやってしまったと反省して泣いて、また繰り返して自己嫌悪で塞ぎ込む、みたいなことが数え切れないくらいあります。特に高校生くらいの時は自分がストレスでおかしくなっているんだ、なんとかしないと!と無理に頑張って明るくしたりして、そうすると今度はその反動でもっと辛くなって、それはもう地獄でした。
勇気を出して産婦人科を受診し、転機を迎える
そんな状態をくり返しながら、社会人になって数年後に転機を迎えます。当時の仕事がとにかくハードで、体力もメンタルもギリギリの状態が続いたことで、いよいよPMSと戦えなくなっていました。職場のデスクで急に涙が溢れそうになってトイレに駆け込んだり、イラつきが止まらず手が震えてきたりした時に、これはもう自分でどうにかするのは限界だなと思いました。このままではそのうち職場にも迷惑をかけてしまうと感じ、ここでやっと産婦人科を探し始めたのでした。
病院では先生から「今日はどうされましたか?」と聞かれて自分の症状を話すだけで涙が止まらなくなりました。ポロポロとかじゃないんですよ、本当に大号泣して嗚咽しながらなんとか喋りました(笑)。初対面の人相手に、ましてや大人になってから、こんなことになるとは思わずパニックになりましたが「こういう風になるんです!!」というのが実際にお医者さんに見せられてよかったかなと思います。生理前じゃない時だと人格が違うんじゃないかというくらい、普段は割とあっけらかんとしている人間なので説明しても危機感が伝わらなかったかもしれません。
低用量ピルと漢方を処方してもらう
えぐえぐ泣き続ける私に提案されたのは、まずは低用量ピルでした。ピルの存在は知っていましたが、避妊に効果があるだとか生理不順の人に有効というイメージしか無かったので意外でした。どうやらホルモン増減の波が穏やかになるので、PMSが起こりにくくなるらしいです。
そして漢方ですが、その時々の症状に合わせて何種類か飲んでいました。記憶が朧気なのですが、抑肝散加陳皮半夏や甘麦大棗湯、加味逍遙散などだった気がします。
それから今まで
しばらくピルと漢方を続けることで少しずづPMSの症状も生理痛も楽になっていきました。なんなら皮膚科で治らなかった肌荒れも落ち着いてきた気がする。はーーー。本当に長いこと訳も分からず苦しんだなぁと思います。こんなことなら早く通院すれば良かった。
でも、もちろん通院も大事ですが、何より自分が「生理前(生理中)だからホルモンバランスのせいでおかしくなっているんだ!」と自覚できたのが一番良かったと思っています。今は通院していないのですが、なんかイライラしてるな?と思ったら生理前だったりして、じゃぁ仕方ないと割り切っています。極力無理しない、休む。主人や近しい人には自分の状況を伝えておく。それでも落ち着かないこともあるけれど、昔よりはPMSとの付き合い方がわかってきたなと思います。また生理前や生理中にやってること、生理用品のことについても記事が書きたいなと思っています。
ちなみに妊娠出産で生理が楽になることがある、と聞いたことがあるんですが、私は全くそんなことはなく、妊娠前と変わりませんでした。ちょっと期待していたのになー!笑
その代わりと言う訳ではないんでしょうが、私は2人を出産しましたが2人とも全くつわりがありませんでした。それはとてもラッキーだったなと思います。
もうしばらく生理とは付き合っていくことになると思いますが、終わりが来るその日まで、まぁなんとかやっていきましょうかね。
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