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心から頑張りたいと思えた日の事

今日9月21日は、ここしばらく自分の中でも忘れられない1日になったに違いない。

お昼直後の3限に、ゼミ選考を控える2年生向けにゼミ体験ができるオープンゼミがあった。

3年生である自分ともう1人のゼミのメンバー、4人の2年生というグループでワークショップを行った。


時を戻す事、1年前
当時2年生の自分は、サービスデザインを学べるゼミを必死に探していた。たくさんのゼミが候補にあったが、その中で1番自分が活動している姿が想像できたゼミのオープンゼミに参加した。

そこで生まれて初めて、ワークショップを体験した。1つ上のゼミの先輩と話していくうちに自分のアイデアがどんどん広がり、深まっていくことに今まで感じたことの無い興奮を感じ、胸が躍り続けていた。今まで、こんな事を考えたことも学んだこともないのに、止まらない自分のワクワクに自分が1番驚いていた。

この90分間の出来事に「絶対にこのゼミに入れば自分は成長できる」と完全に魅了され、面接を受けることを決意し、無事に合格した。



去年の自分の出来事を思い出し、懐かしさを感じながら、ワークショップは始まった。

私は、去年の自分のように2年生にワークショップを通して、このゼミなら成長できるという気持ちになってもらうために自分がリードしてあげないといけないと思い込んでたと今振り返って思う。

その結果、全てが空回り。
雑談からアイデアを引き出そうと話した話は全て続かず。
沈黙にならないように、質問した内容は沈黙の元になり。
うまくいかず、時間だけが浪費していくことに焦る自分。

なんとか、時間内にまとめて発表が終わり。
解散となった。

2年生が帰った後の自分は多分泣きそうになっていたと思う。
自分はワークショップに慣れていると思い、自分が引っ張ることでグループとして良い時間を作り、ゼミに対して良いイメージを持ってもらおうと思っていた自分を本当に不甲斐無いと感じた。


そもそもファシリテーションはグループをリードすることでは無い。グループの話し合いを円滑に進めれるように促進することであった。

自分が思うような結果になるように、引っ張ることはアイデアを潰すことになるし、ワークショップをする意味を無くしている。

自分の未熟さ、不甲斐なさに痛感し心からもっと学びたい、頑張りたいと思えた日だった。

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