マンガのお勉強#3
2人のキャラの対話のコマ割りの勉強。
自作漫画でコマの割り方と絵と文字の入る順番を感覚でやっていたので、その矯正の為模写。
以下分かった事
・左から読み進める時に「字絵絵字」「字絵字絵」のようになる
・右上から左下にコマを割る事が多い
ちなみに自作漫画は「絵字字絵」という配置になっており、1コマ目の絵を読み飛ばしたため、この配置は却下になった。
ただ絵と文字の配置に関しては明確なルールがあるかはよく分からない。
もう一件。
最後のコマ割りは5巻で唯一といってもいい逆方向の割り方。
なぜこれだけ逆方向なのかよく分からなかったので、他のものと同じ向きにコマ割りしてみた。
これをネーム改悪で逆の割り方にすると、視線が下に行き過ぎて読み進める時のテンポが悪くなる(コマ枠が太過ぎるからかも…)。
背景に流線があることからも、この2コマは勢いよく読ませたいので他と同じようなコマ割りにしなかったのかもしれない。
そして逆に、今までのコマの割り方はスローテンポになる事を利用して、キャラのアクションとリアクションを読者に印象付ける為に行っていた可能性が高い。
今回のネーム模写から学んだ事はこんな感じ
2人のキャラの対話をさせるコマ割りについて
・文字と絵の配置にはおそらくルールがあり、理由が無ければ従う方が
良さそう
・右上から左下にコマを割ると、次のコマへの視線移動がワンテンポ遅れる
・左上から右下にコマを割ると、スムーズに(勢いよく)視線が移動する
ヒロユキ先生はアクションとリアクションが大事と書籍でも書いていたので、キャラのアクションとリアクションを見せる為に右上から左下にコマを割る手法をふんだんに使っていたのかな?
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