ヨルシカ 前世2024 大阪公演2日目
大阪。
実は私の生まれ育った地域。
学生までを大阪で育ち、就職を機に東京へ。
そのため、大阪はよく知っている。
そんな大阪で開催されたヨルシカのライブ。
いつもと違う大阪。知らなかった大阪。
こんな大阪なんか素敵やん。って。
そんな大阪を輝かせてくれたのは紛れもない、ヨルシカである。
---開演1時間前---
私は大阪公演1日目からホテルで滞在。
この日もギリギリまで仕事をして、ホテルを出た。
早まる気持ち、冬を感じさせる冷たさを後に残しながら足を早め前に進む。
外は綺麗な夕刻であった。
大阪の街は夜の帷を落とし始めた空に包まれている。
---開演前50分前---
大阪城ホールはたくさんの人で溢れかえっており、グッズ販売ブース、ガチャブースは大盛況だ。
多くのファンの熱気に包まれたその空間が大好きである。
同じ大好きなアーティスト。大好きな楽曲の数々を1つの場所で共有できる。
そんなワクワクがこの瞬間、瞬間にある。
いつものようにガチャブースにて、5回分のガチャを回す。
私は、強運なのか、シークレットのとあるバッチを当て続けている。
可愛いのでいいのだが、他が当たらないのでなんとも言えない。笑
---開演40分前---
少しの残念な気持ちを引きずりながら、会場へ。
名古屋、大阪公演1日目はB席からの観覧であった。
そして、大阪2日目はA席から。
スタンド席ではあったものの、前方正面の方でかなり見やすい席であった。
かなり舞台も近い気がする。
楽しみで、そわそわしながら開演までを待つ。
開演までの時間にトイレを済ませ、着席。
いよいよだ。
---開演---
始まった。そして、始まりと同時に寂しさも感じる。
今日で大阪公演が終わる。
もしかすると今年最後のヨルシカになるかもしれない。
そう思うと寂しさが込み上げてきた。
どうか。どうか。どうか。終わらないでほしい。
でも、一瞬一瞬も目を離さないように楽しむ。
楽しい、楽しい。でも、少し寂しい。
そんな複雑な気持ちを心に秘めながら鑑賞。
この日の音圧。これがすごかった。
ライブ映像の収録もされていた模様。
いつもより気合いがあったのか。
いやそんなことはない。きっと席の構成だ。
B席とA席。ほんの少しの差なんだろうが、確かに感じる音の響き方が違う。
そうか。そういうことなのか。
各席は、見やすさ重視ではなくて音の響きを重視された席構成なのか。
S席りA席の方が舞台に近い席がある。
しかし、違うんだ。きっと違うんだ。
S席は音が1番美しんだ。
ヨルシカとしての音楽に対する向き合い方があるんだと思う。
すごいなぁ。としみじみ。
心に響く音楽が心地よい。そして、涙。
自然と流れる涙。理由はわからない。
でも、流れる涙を止めない。
そんなに綺麗な涙はきっとライブでしか流せない。
---終了---
終わってしまった。この最高の2日間。
いや、数ヶ月。それが終わってしまった。
夢心地あったここ数ヶ月。
なんという幸せな日々だったか。
余韻。
ここは、あまり言葉にはしない。
言葉にすると、この感情を言葉の檻に閉じ込めてしまうようで。
ただ、ありがとう。ヨルシカ。スタッフ。会場の運営を行ってくれた全ての人に感謝をして締めとしたい。
P.S.
今は始発の新幹線。
今日は出社。グッズとかどうしよう。。。笑笑