日本の保守層って朝敵だったの!? 原田元環境大臣の発言に腰を抜かした件
連日メディアを騒がしている統一問題ですが、昨日ニュースを見ていてタイトルの通り腰を抜かすような発言がありました。
発言の主は、自民党の原田義昭元議員で、安倍政権下で環境大臣まで務めていた議員です。
当の発言は、日本テレビとの取材のやり取りで行われたもので、旧統一教会(統一家庭連合)の組織力が選挙で自民党の大きな力となってきたことを認めつつ、以下のような発言を行いました。
予め断っておきますが、私自身は自主防衛も賛成、憲法9条も賛成、アベノミクスも概ね賛成、という一般的な分類から言うと完全に保守層の人間だと認識しています。保守層の自分から見ても、上記の発言には違和感しかありません。
まず、統一家庭連合というのが「日本は罪深いエバ国家だ」という非常に反日的な教義に基づいた教団であることは、昨今明らかな事実となっています。さらにこの教義に基づいて、日本人から多額のお金を巻き上げて韓国へ送金していることもまた事実です。
私から見ると、統一教会というのは日本の尊厳や国益を大きく損ねている団体であることは明らかであり、国の尊厳や国益に敏感な保守層が一番怒るべき対象だと思います。
それなのに、『統一の思想信条が日本の保守的なイデオロギーに合ってる』って普通に論理が矛盾しています。それとも日本の保守層って、実は日本の尊厳や国益を非常に軽く見ているのでしょうか?
そして、何より統一家庭連合の教祖である文鮮明氏は、「天皇がひざまずいてひれ伏して慟哭させる」といったことを公言していることも繰り返し報道されています。
『天皇陛下を屈服させよう』という集団の思想信条とピッタリ来るって、日本の保守層は朝敵以外の何物でもないじゃないですか!!
これまで自分は保守派だという認識はあったのですが、まさか自分が朝敵だという認識は全くありませんでした。これからは、毎日を反省して過ごしていこうと思います。
P.S.
原田氏と統一との関係ですが、2018年のUPF(統一のフロント団体)の会合で韓鶴子総裁の演説に聞き入っている様子が記録されています。しかも、当時のSNSでは「さすがに宗教関係の集まりと関心した」と書いていながら、今年の取材では「統一関係のイベントとは知らなかった」とお決まりの言い訳をしています。
こんな人に、日本の保守を名乗って欲しくないというのが正直な感想です。
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