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惰眠と戦え!

朝が辛い……

いい加減にしろとは思うかもしれないが、本当に生活習慣が破綻してしまいました。

大学生になってもう4年、最初はコロナ禍で学校に行くという機会を奪われた、これが堕落の第一歩だった。

学校へ行かず、のうのうとオンラインの授業をこなし(大学の授業はオンデマンドが多かったので、倍速視聴し余裕のある時間に課題に取り組んだ。)昼寝の習慣ができ、空いた時間に惰眠を貪るようになった。友達もいないので、授業外の時間は漫画を読み、小説を読み、動画を見て寝転がっていた。
それはもう背中に根が生える勢いだった。

2年になって週一で登校が始まった、当然友達はいないので、授業をこなしつつ、バイト、空いた時間に惰眠と毎日の隙間に睡眠という選択が出てくるようになっていく、こいつは僕のやりたいことを奪う。

もちろん寝ているは間は何も考えなくていいという心地よさがあり、言葉では表せないものである。

それでも朝起きて授業は取り組んでいたし、それほど自分の中で酷いと思うようなことではなかった。

問題は3年からで、学校生活にもこなれ始め、単位にも余裕がある。

さてどうする朝の時間、早く起きて、自分の筋肉をいじめるなり、珈琲を飲むなり、読書するなり、勉強するなり、まさに朝は生産性を上げる上で重要な時間であり、古来より「早起きは三文の徳」という言葉があり、各本や動画についても朝の時間を述べているものは数多く存在する。

だからこそ朝活動することはまさに「正義」とも思える。

だが自分はどうだ、朝日が登りきってから起床し、ダラダラ登校の支度をするなり、オンラインで授業を受ける。

電車の空き時間はもちろん「眠い」を言い訳にした二度寝。まさに堕落、それでも前期に年間で取れる単位の半分以上を履修し無事単位を取得したのである。

ここまで読めば、何が堕落だろうと思う人もいる。

現に後期は就職活動に専念したかったので、ここまでは概ね堕落とは言い難い行動である。

しかし、後期に先延ばし癖という悪癖を発症し、就職活動はまだあとで、と伸ばし続けた。

もちろん後期は取る単位も少なく、空いた時間は二度寝、着替えずゴロゴロと最悪な毎日を過ごすことに(着替えたとて時間が余ればベッドに寝っ転がっていた。)

ゴミ大学生の完成である。

こうしている間に学生は研鑽し就職先を獲得し、社会人は汗水垂らし給料を稼ぎ、自分の好きなクリエイターはさまざまなものに触れインプット、アウトプットを繰り返していく。

自分は「何もできなかった。」「無価値である。」と蔑み続ける悪循環。

4年になり、単位もゼミと卒論で卒業が決まるところまで来ている。

就職活動に身を置いていく訳であるが、就職活動がある日はもちろん早起きをして、スーツを着こなし、過ごしていた。

が、就職活動がないフリーの日は、前日夜遅くまで起きて、次の日お昼に起床、「やる気が降ってこい。」とか言いながら地を這うように転がっていた。

あと半年で社会人になるという自覚がまるでない。
現状、学生生活も半年、就職活動にもピリオドといったところだ。

企業は「残りの学生生活を楽しんでください!」
と気を使っているが、自分自身この惰眠と向き合う時が来たようにも思える。

そんなもの、寝ずに起きてればいいじゃないか!」と呆れるだろう。

しかし、それができたら苦労しないのである。馬鹿め、口だけ大将が。
ではどうするのが正解なのだろうか?

自分が今のところの対策としてまず朝起きて「家から出る」ということを実行していきたい。

別にそこまでしなくても良くね?とは思うが、それくらい大胆に動かなければ、頭に睡眠という択がチラつく。

ランニングでもいいし、散歩でもいい。朝早く起きて清々しい気持ちで川の音を聞き、鳥の声を聞くのが良いだろう。そうして朝ごはんを食べて、また散歩、公園で読書なんかも良い。とにかく外に出ることが大切だ。

生産性を抜きにして、寝なければ頭は回転し続ける回転すれば、考えは巡らせられるし、メモも取れる。起きていることに意味があるのだ。

生活習慣を整え、来るべき社会人生活に向けて出来ることはやっておきたい。

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