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生産性を上げる為と生産性を下げる面々
生産性を上げるという言葉を聞き始めて久しくたちます。
生産性を上げるには云々という本、話もよく見聞きします。
私が仕事を始めたのは約40年前になります。
当時は書類の作成にようやく一部の人がディスプレーが3行程度しかないワープロ(一太郎とか)使い始めたばかりで、当時在籍していた会社には和文タイプ(漢字を含む日本語のタイプライター)がありました。
スパコン(スーパーコンピューター)のイメージは大きな室内にでかいオープンリールのようなものが回ってるイメージで、計算はもちろん電卓、図面は手書き、があたりまえの世の中でした。
現在は当時のスパコン以上の機能を持つスマホを誰もが所有し、業務はPCを使用し計算もExcelを使用すれば一瞬で終わるのがあたりまえの世の中になってきました。
同じ業務をこなすのであれば、労働時間は当時の半分くらいに削減されていてもおかしくはないと思います。
当時、週休二日は当たり前ではありませんでしたが現在は当たり前になってきました。
しかし、技術の発展等と対比すると、当時に比べ労働時間は半減しているくらいでもおかしくはないと思ってしまいます。
そんなことを常日頃から思っていた私は、思うことがありました!
会社では、『仕事がない上司、役員が自分達が仕事をしている感を味わうための仕事を多くの人がさせられてるのでは?』
一例ですが、役員に業務報告をする際の使うか使わないかよくわからないQ&A的なものを作らされるとか、自分の理解力の無さを棚に上げ『分かりやすい資料を作れ』とだめだしされて作り直したりとか、上司の自己満足のための仕事させられている人が多いように思います。
そして、その業務負担は下の立場の人間に次々と降られていき下に行けば行くほど業務負担が厳しくなる。
仕事が触れない管理職は自分で仕事を抱えいっぱいいっぱいになっていく...
そして、そんな業務を押し付けられている人が普段のストレスから自分が優位な立場にあるときは、クレーマーに変身して意味不明な理屈を振りかざしその業務に携わる人たちの業務を増やす。
あー、無限ループだ!!!!
そんなことありませんかね?
自分の立場を顧みて、どちらかでハッとした方いらっしゃいませんか?
いつも読んでいただきありがとうございます。