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【感想】Besties - Black Country, New Road

大好きなBlack Country, New Road(BC, NR)から新曲がリリースされました。

曲名は「Besties」
Bestiesの意味は、親友たち。Best FriendをスラングでBestyというんだそう。これの複数形でBesiesってわけですね。

聴いてみると、足早なチェンバロの旋律からはじまり、不意にくるサックスの唸りが一気に心を鷲掴み。それから続くジョージア・エラリーのボーカルは、素朴さの中に優しさとちょっぴり切なさも感じさせ、聴いてるだけで涙腺を刺激します。そして、BC, NR節全開の多幸感あふれる怒涛のメロディ展開。
相変わらず、堪らない気持ちにさせてくれるなぁと思わせてくれる一曲でした。

歌詞は、まさにBesties。親友への溢れる思いを歌った内容です。
和訳を見ながら、親友って家族や恋人とはまた違った特別な関係だよなぁなんて改めて思ったり、BC, NR自体、親友のように存在してくれるバンドかもなぁ(ちなみにUp Songという曲でも、"BC, NR friends forever"って歌ってくれてます)なんて思ったり。

フロントマンのアイザック・ウッド脱退以降のBC, NRって、どんどん明るさが増しているなって思います。もちろんアイザック・ウッドの声だったり、ダークさを感じさせる彼の作詞だったりが失われたことも大きいでしょうが、それだけじゃなく、バンドとしてちゃんと前に進もうって気持ちの表れがある気がします。今回の楽曲にも強く感じましたし、4月にリリースされるアルバムもきっと新生BC, NRとしての魅力が詰まったものになるんじゃないかと期待感を持てました。

あと、MVも本当に素晴らしくて。
あまりに素晴らしすぎて、リアルに30回以上見ちゃってます笑。
日本語字幕もつけてくれてるので、和訳を確認したい人もぜひ。


BC, NRとの出会いは、Spotifyでインディーロックのジャンルを聴き漁ってる時にオススメで出てきたのがきっかけでして。2022年のアルバム「Ants From Up There」をオススメされたわけですが、このアルバムがもう大大大好きで。

どのくらい好きかというと、
洋楽は普段歌詞の意味をわからず聴いているけど、和訳してみたり(といってもgoogle翻訳で笑。ちなみにこちらのブログの方が素晴らしい解説をしてくださってます[https://note.com/r_s247/n/n6b596f53a289])、アートワークをLINEのアイコンにしたり、一番好きな音楽アルバムは何ですか?という問いに「Ants From Up There」です、と答えちゃったりするくらい。

そんなBC, NRから新譜が出たので今回感想を書いてみた、というわけでした。

ほぼ一日一枚は未聴のアルバムを聴く、という程度には音楽好きなので、
またオススメしたいものがあれば書いてみようかな、と思います。


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