台風10号によってナノボロ開催が危ぶまれるなか、台風が奇跡的に衰退してくれたおかげで京都で行われたナノボロ2024に参加することができました。個人の感想をここに書いておきます。 転換中、まずジャパさんがベースを持って入ってきて、ベースや機材を置くと、いよいよ山田亮一とアフターソウルのライブが開始するんだなという実感が俄に沸き起こりました。続いてドラムとギターの人がステージに入られるのが見えました。金曜の新宿red clothで初お披露目されたバンドですが、ジャ
※このnoteは山田亮一さんが逮捕される一週間前にアップしたものです。当時の気持ちのまま置いておきます。 昨年の春、上記の『せっかちな人の為の簡易的な肯定』歌詞解釈を書きまして。多くの方に読んで頂いたようでとても嬉しく思っております。あれから山田亮一氏はよくX(旧twitter)に浮上するようになり、メンバー募集をし、新しいバンド名も決まってライブ披露も今後予定されていると当時の自分に言ったら嗚咽して喜ぶことでしょう。 山田亮一氏の歌詞の素晴らしさなんて、このページを
朝の通勤途中、歩道を毛虫がまっすぐ這ってまして。街路樹の横に植えられた中くらいのサクランボの木から這いずり出て、蛹になる場所を目指しているのだと思ったのです。大人になるタイミングとか蛹のなり方とか天気とか教わらないのにこの小さな毛虫は生きる希望に満ち溢れ将来を見据えているのに私ときたら何も分からない、とBadになりましてね…毛虫は悪くない… 桜の連想から、ピンク色には儚いイメージがありますが、青も儚いイメージがありますよね。 青春とか空の色の移ろいとかね。 透明も儚い。透明
2023年11月3日(金祝)~11月5日(日)の3日間、京都で行われたボロフェスタというフェスにライター参加してきました。 今まで気にはなっていたものの、金欠だったりちょうどこの時期に秋のツアーが組まれていたりで行けなくて。それでも今年こそはと、「やりたいことやったもん勝ち、青春なら」ってことで、えいやっ!!と参加しました。とても楽しかったのでnoteに残しておきます。ナノボロも、ボロフェスタ本編のバンド紹介文考えるのも楽しかったし思い出深い~!! ↑私が書いたライブ
11月の折尾歌会に提出した短歌です。 紙魚は苦手なんですが、漢字は美しいなと思います。かつてこの本を所持していたであろう人にも想いを馳せることができる本は良いですね。 二首目は色んなことを並列で詠みたいなという漠然とした考えがあって、どことなく違和感がある歌を意識して詠んだものです。 この秋はたくさんインプットする期間にしたいです。
普通の紙を四十二回折ることが出来たなら(現実には無理だけど)、月に届くんだそうです。 38万kmだなんて想像もつかない距離の話をして、横には数十cm、手の届く範囲にあなたがいる。というだけの短歌です。 どちらも9月の折尾歌会に提出した短歌です。 お題が月だったんですが、月は昔から有名な歌人が詠んできたものだからネタとしては出し尽くされてるなと...。 どうしても見たことあるような創作になってしまいます。精進します。
ゼリーは乙女の妄想によって固められる。 固体と液体の、ちょうど中間なのはそのせいだ、きっと。 18歳以上の妄想は時に毒性を帯びるため、 供される際には注意が必要だ。 京都、四条河原町。 誰だか分からない、誰でもないようで、誰でもありえるような似顔絵が売られている町。 店の傍には底の浅い川が流れ、煙草を脊髄として煙る命題。 余命幾ばくもない病葉のような老人が撥であまりにも川底を叩くので、青色、逃げ出した。 昼間に出てきた幽霊が小さなドアをこじ開けて、窓際のブドウを一つ摘む
きみはつゆ知らない、わたしの内在、 ほんとうはわたし、蜜蜂で 命と引き換えに針残すこと。 見る度、聞く度、想う度、 思い出させる毒を付与する、二十一時と十分。 憂鬱だねって笑っていたいよ 自立できなくて、善意が点滅しても、 記憶が完結できなくても。 ※先月作った短歌(まだnoteには載せていません)をDoor題に投稿する際に使ってみました。 短歌も現代詩もうまい人いっぱいいるんですけど、わたしはわたしの感性でしか書けないし、技術が大事なことも分かるけれども結局
じきに良くなるよ、と白い手に言われて幼いころ瞼を閉じたのに、 いまだに帯電したまま、しめやかに発狂しています。 夜が来たら寝ることができると言い張る有権者たちを眺めて、 その声が届くたび「適合できているんですね。」と驚くふりをして、 良い子1人につき1本の樹木を予定表に植えるという慈善活動。 午前三時を握りしめて、そこから染み出した組織液は垂れ流したままでいいですか。 構成員は寡黙でなければならないと決めたのは私でしたか。 蛹化不全の背中、リボンで縫い合わせて、
全部嘘、というのは告白した後の言葉に思えるかもしれませんし、それでいいのですが、最初にイメージしたのは違っていて。 生きること、あなたとの間にあった嫌な行動や発言、地球が公転していること、全て嘘だと言ってくれということです。そうなら良いのにね。 二句めは、歌会で題詠がUFOで、それに提出するために詠んだものです。 わからない何言ってるのってね、簡単に言ってね、それは言われた側でないからそんなことが言えるんだ、宇宙人だUFOだみたいにこっちを定義づけてきてね。 題詠を出されて
noteで何かを書こう、投稿しようと思って開いてみて、いつも思うことがある。「自分のクリエイターページを表示」の違和感。確かnoteは、どんな人でも気軽に何か創造できる場所をとの理念で始めたものであると記憶しているので、そう表記するのは分かるのですが。わたしの場合はそんな大それたものではなくて、ただ喋りたくないから書いているだけです。書いていれば自分がどのあたりを歩いていて、どんな着地点になるのか見えて、途中で書き直したり書き加えたりが自由なのがいい。書くこと以外が苦手なの
句会に出したかったけど用事があって行けないのでnoteに供養しておきます。 ①近所のコンビニにツバメが毎年巣を作るんですが、人がしょっちゅう出入りするので親鳥は大変だなと思って見ています。 ②枇杷って電球みたいですよね、形。 ③甘いのもあるし、からいのもある。玉葱。甘いかと思ったらからいし、からいかな?と身構えてたら甘い。2分の1の予想をずっと外し続けている気がする。からい、をつらいと読んでもそれはそれで。 ④木のように年輪がある玉葱。ひととせで色んなつらいことがあっ
絶滅してしまった動物が好きだ。 見た目や生態や性格が好きで、名前も気になって、好きだと思ったのに既にこの世にはいなくて、もう会えなくてどうしようもなくて、ただあなたは図鑑となって。その落胆と、でも完全な喪失にはならない安全な喪失感。少し離れたところから「好き」をみている時の隙間が、好きだ。全てを知り尽くさないほうが、人は何かと適切な距離感でずっといられる。 生きていると、生物は変わってしまう。進化してしまう。やめてよと思っても、そう思うこちらの細胞も数日あるいは数週間後に
(解説の様なもの) ポエトリーリーディングの予選に出ようとしていて、創作がんばろうと思ってるんですね。 自宅から比較的近いところで歌会やってるみたいで、お題が焼酎と心太と当季雑詠2句だったので詠んだんですけど、作るにあたって焼酎呑んだ記憶がなくて。味が分からない。ところてんも個人的にはあまり好きじゃないし、雑詠のほうは使いたかった言葉が秋の季語で。結構苦戦しました。 焼酎の句 山形とか新潟とか青森とか、遠いところから居酒屋まで運ばれてくるまでのストーリーを考えると楽
二句とも空をテーマにして詠みました。 なんと言うかこう…空をテーマにしてこれ作るのはなかなか…… キラキラしたものが詠めない自分のこと、今だけ肯定しています。
Mi estas la vorto 我是文字。 je suis le mot I am the word. わたしは言葉です。 я слово मैं शब्द हूँ você、너、wewe、you、 あ、あなた、あなた、あなたが、 言覀葉を理i解するのに一番適し た kとばは 日本語ですね。分かりました。 では日本語であなたに語りかけます。 わたしは言葉です。 太陽系第三惑星である地球には、7000種類以上もの言語があります。 わたしはいくつものわたしのなかの1つです