野球を始める事へのハードル ②保護者の負担が大き過ぎる
野球だけではなく、どんな習い事でも送迎など保護者の負担というものは少なからず発生するものです。
しかし、少年野球(サッカーやバレーチームにもあるかもしれませんが)には、見守り当番やお茶出し当番制度を採用しているチームがまだまだ存在します。
見守り当番、お茶出し当番、道具当番など複数の当番制を設けているチームもあります。。
また、お父さんには練習の手伝いや審判などを強制しているチームもあります。
過去には中学のチームでお父さんとお母さんが2人ともお当番として参加しなければカウントしないというチームもありました。
そのチームはその後、合併するまで人数が減りました。。。
また、監督のお世話マニュアルなるものが存在しているチームもあるそうです。
このようなお当番制度をとっていると、噂が広まり、『あの少年野球チームはお当番があるから無理』という評判になってしまいます。
小さい弟や妹がいる家庭はまず敬遠します。
今の社会は共働きは当たり前、土曜日、日曜日仕事の親もいるでしょう。核家族化も進み、おじいちゃん、おばあちゃんの助けも借りれない親も多いと思います。
本当にそのお当番は必要でしょうか?
指導者や選手がやれる事はないでしょうか?
今までやってきたんだからという理由だけで、お当番制度を続けてませんか?
この『お当番制度』が野球を始めるにあたってのかなり大きなハードルになっている事は間違いありません。
お当番制度があり、選手数が少なくなっているチームがあれば、お当番制度にメスを入れるというのも打開策の1つになるかもしれません。
私のチームもお当番制度を廃止してから選手数がどんどん増えました(もちろんそれだけが要因ではありませんが)。
また、試合前や練習前に道具を積み込むために全員が集合する事も辞めました。指導者で積み込みます。現地集合、現地解散が基本です。これによって送迎の負担も減らせます。
お父さんの審判についても、あくまで協力ベースで、指導者もやるようにしています。
しかし、練習のお手伝いをしたいお父さんや、子供の練習をみたいお母さんもいるので、その時は手伝ってもらっています。
要するに強制という感じを無くすようにしています。
このように保護者の負担を減らすアイデアはたくさんあります。
指導者の負担は増えますが、今まで保護者にやってもらって当たり前から、少し指導者にも頑張ってもらえば解決できる問題が多くあるはずです。
指導者の負担増...なかなか難しい問題ですが、程度があるにせよ選手を増やすためには必ず指導者がアクションを起こす必要があります。
私のチームのお当番制度廃止への道のりについては、また今度紹介させて頂きたいと思います。
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