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才能とは何か

①才能を構成する要素

才能とは、各人の「志向性」と「基礎的な能力」を掛け合わせた結果である。釣りの才能を例に解説する。釣りには餌に獲物が食いつくのを待つための「我慢強さ」が必要である。また、獲物が食いついた瞬間に釣り竿を引き上げる「瞬発力」が必要である。
やる気の無い天才は、能力を活かすことが出来ないという点で、その分野に関しては天才と呼ばれることは無いだろう。例えある能力に長けていたとしてもそれを実行する意思が無ければ、能力は活性化するチャンスを失うからだ。つまり、志向性とは自身の能力を引き出すためのトリガーであり、自身の「能力」を引き出すための「志向性」含めて「才能」と定義している。

②才能を2つに分類してみる

世の中には様々な才能がある、ピアノの才能、卓球の才能、喧嘩の才能、努力する才能、人を笑わせる才能、ゲームの才能、将棋の才能、勉強の才能、コミュニケーションの才能など、数えたらキリが無い。だが無数の才能も大きく見れば低次な才能と高次な才能の2種類に分類できる(以下、それぞれ一次才能・二次才能と呼ぶことにする)。

才能の2分類
1.抽象的で可視化しにくい才能(一次才能)
2.具体的で可視化しやすい才能(二次才能)である。

「一次才能」とは、「二次才能」に比べ抽象的な才能である。例えば、努力の才能、人に気にいられる才能、恋愛の才能、言語化の才能、などといった才能であり、抽象的が故に他の分野における応用範囲も広い。また、志向性×能力によって定義される才能も一次才能の事を指している。

それに対して、「二次才能」は、より具体的な才能である。ピアノの才能、漫才の才能、卓球の才能、陸上の才能、などどれもイメージがしやすい。「二次才能」は「一次才能」の組み合わせによって生じるものであり、例えば営業の才能なんかは「人に気に入られる才能」×「言語化の才能」などによって導かれる。また、二次才能は才能としての具体性が高いためにその才能単体ではあまり応用範囲は広くないと言える。

③まとめ

以上、才能の構成要素とその階層構造について考察した。
図解を載せているので私の才能についての考えに対しての感想などがあれば何でもいいのでぜひ教えていただきたいです!
ここまでお読みくださって本当にありがとうございました


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