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【第一回】 じっくり古都古都 鬱旅行記 京都〜伊勢 2日目

こう、漠然と不幸そうなの似合ってるなんて言われて薄暗い気持ちになりながら、その人が無神経にも楽しそうなインスタ写真をあげてるのを見て黙ってブロックなんぞしたりした。
失礼な話である、しかし失礼な人ほど幸せなものである。みつを


1.とやかく言うも来てしまったのである、知見を深めることでポイント稼ぎなるのか


やはりこう、京都となると忌まわしき親戚の京都人を思い出してしまう。

朝から念仏を唱えるわ、要らないならまぁ確かにあげるよ、あげるんだけどもそうやって金品を巻き上げた人から発せられる言葉が蛙の子は蛙だの気持ち悪いだの乞食だの、どっちの方だったんだろう。
戦後まもなくは祖父が親戚中に金をばら撒いていたらしいから集れなくなったのが侮蔑に繋がったんだろう。何もしなかった人ってのは劣等感と共に批判せずにはいられないものだから仕方ないってクソババアにも寛容にならなきゃいけない物分かりの良さが憎い。

そうして、だからあんまりいいイメージがない。これが祖父の守ろうとした国なんだろうか、先祖のせいで何かを背負わなければいけなくなることも期待されることも正直煩わしい。
それでも誰かにとっては憧れの都なんだろう。


2.ぶらぶら歩きながら東本願寺、安井金比羅宮、清水寺、ご飯を挟み地獄の度胸試しで大階段を登る行程🛕



鬱蒼とした気持ちとは裏腹に晴天です
なんともいやはや

今回のメインは安井金比羅宮で、縁切りもあるけども昔の人に会いたかったのだと思う。

きっと勘違いも甚だしいのに、世間や環境のせいで才覚ある人が潰されてしまったことにどうにも自分を重ねてしまうことを辞められずにいる。
悲しい人にしかわからない会話をするような、或いは許せないことを許せないという漠然とした何かであったり、頭の中を駆け巡る自分に浴びせられた罵詈雑言をここでなら吐き出して切り落とせる気がした。

無傷な人は無傷なままでだから無神経でいられる、不幸な人はなにかある労られる訳でもなく度根性や努力不足なんじゃないかと何かと責められるからいつだって遣る瀬無い。

結局誰もが、人を痛めつける口実が欲しいだけなんじゃないのか。あの子ばかり甘やかされてるなら私が差別するのも踏みにじられた分他人の物を台無しにするのも踏み躙るのも何が悪いのかわからないまま、私ばかり説教されるなら坊主を説教したっていいんじゃないのか、ムシャクシャするんだよ御前見てるとHAGE


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