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初めてのnoteは涙、涙のインド映画『チャーリー』

(C) 2022 Paramvah Studios All Rights Reserved.

今回、ご紹介する映画は、歌はあっても踊りのないインド映画。

主人公の名前はダルマ。
職場でも自宅の近所でも偏屈者として知られ、楽しみといえば酒と煙草と
チャップリンの映画を観るだけという孤独な日々を送っています。
そんな彼の家に、悪徳ブリーダーのもとから逃げ出してきた
一匹のラブラドールの仔犬が棲み着くようになったのです。

犬嫌いのダルマは何度も追い払おうとするしますが、やがて少しずつ心を
通わせ、名前も好きな俳優からチャーリーと名付け
自分の家に迎え入れたのです。
やんちゃでイタズラ好きのチャーリーに振り回されながらも楽しい日々を
送っていた矢先、実はチャーリーは癌に冒され
余命わずかなことが判ったのです。

ダルマは、チャーリーが大好きなものを見せてあげたいと、会社を休み
自ら作ったバイクのサイドカーに乗せてヒマラヤを目指し、
インド縦断の旅に出たのでした。
その旅の途中、ダルマとチャーリーが体験したこととは?

日本では、繁殖犬の頭数に制限が設けられるなど法律改正されましたが、
インドでは、まだまだ悪徳ブリーダーが数多くはびこっているようで、

ちなみにエンドロールに次のような一文が出ます。

毎年200万~300万件の近親交配が通報される
実際の数は、さらに多い
近親交配は致命的な遺伝子疾患を引き起こし
生まれた仔犬の飼育放棄につながる
知識を持って保護犬を迎え入れれば
動物にとって よりよい世界になる

164分といういかにもインドといった長い映画ですが、飽きませんでした。
我が家にも愛犬がいるので、犬にとっては迷惑でしょうが
観終わって泣きながらムギューとしてしまいました。

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