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カフェ・ラテと、カフェ・オ・レの違い

カフェ・ラテと、
カフェ・オ・レの違いは
お判りですか?

カフェ・ラテはイタリア語の造語で、
ラテはイタリア語ラッテから
ミルク(牛乳)の意味。

カフェ・オ・レはフランス語で、
レはミルク(牛乳)の意味。
つまりどちらもコーヒーに
ミルクを入れた(混ぜた)ものという意味です。
 
同じ、ミルクを使ったものと
誤解しやすいのですが、
実は、大きな違いは
使われるコーヒーにあります。

カフェ・ラテに使われるのは「エスプレッソ」、
カフェ・オ・レは普通のコーヒーなのです。

では、続いて
カフェと喫茶店、その違いってお解りですか?
 
その違いを簡単に言えば、
『アルコールが提供できるかどうか』です。
 
アルコールを提供できるお店が“カフェ”、
一方、アルコールを
提供できないお店が“喫茶店”となります。
 
カフェと喫茶店では飲食店営業許可と、
喫茶店営業許可といった違いがあります。

カフェや喫茶店を開業する時には、
食品営業許可というものを
申請する必要があり、
どちらの許可を取るかによって
提供できるものが変わってくるのです。
 
あらためてその違いをご紹介しましょぅ、
飲食店営業許可・・・
先程、ご紹介したとおりアルコールを
提供できる他、調理全般も可能です。
 
喫茶店営業許可・・・アルコールの提供は
できませんが、コーヒーや紅茶などの
飲み物に他、調理していない菓子類、
果物、軽食などを
お客に提供できる飲食店。
となります。
 
ちなみに、現代のような本格的な
喫茶店のはじまりは、1888年(明治21年)に
上野に開店した「可否茶館」とされます。

カフェは、1911年(明治44年)銀座に
開店した「カフェー・プランタン」とされます。

こちらは会員制で、
洋画家の黒田清輝、岸田劉生、
作家の森鴎外、永井荷風、
谷崎潤一郎、北原白秋、
歌舞伎役者の市川左團次ら当時の文化人が
愛用しました。

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