月にまつわるお勧めの名曲
本日は、中秋の名月です。
そこで、私の好きな月の名曲を
ご紹介したいと思います。
まずはこの曲
アリアナ・グランデの『Moonlight』
2016年にリリースされた
アリアナ・グランデの3枚目の
スタジオ・アルバム
『Dangerous Woman』に
収められていた曲です。
このアルバムは、全米のアルバムランキング、
Billboard Hot 200で2位に輝き、
全世界的にも大ヒットしました。
新しい恋に墜ちたカップルに
対する純で真摯な愛。
秋の涼風の中で
聞きたい曲ですが
もう少しの我慢かな。
ちなみに秋の涼しい風は
金風(きんぷう)、色なき風、爽籟(そうらい)などと
呼びます。
つづいてお勧めの月の名曲は
この曲。
Neil Youngの『Harves Moon』
この曲は、
ニール・ヤングが結婚14年目の奥様に
捧げた曲。
円熟期を迎えた夫婦が
ハーベスト・ムーンの
月明かりの元で、
今のお互いの幸せを祝う内容。
Harvest Moon とは
アメリカでは「中秋の名月」の
ようなポピュラーな表現で、
夜でも収穫作業が
できてしまうくらい明るい
秋の満月のことです。
では、ちょっと歌詞の一部をご紹介
満月の夜だよ
明るいところで踊ろうよ
ライブを演っている店に
出掛けよう
まだ 君に恋しているから
もう一度 君が踊るのを見たい
もう夜も更けてきた
月が一番高いところまで
昇ったみたい
さぁ、お祝いしよう
君の瞳の中で輝く月を見ながら
まだ 君に恋しているから
まだ 君に恋しているから
最後は、第二次世界大戦が
終わった年に作られた曲
『Moonlight In Vermont』
たくさんのアーティストが
カバーしていますが
本日はレイ・チャールズの
バージョン
この曲を作ったのは作詞が
ジョン・ブラックバーン、
作曲がカール・スースドルフという人物で、
2人の作品はこの曲以外に見つからず、
全く無名のコンビの作品のようです。
ここで『Moonlight In Vermont』
邦題『バーモントの月』の
歌詞の一節ご紹介しましょう
小川に耀く銅貨
落ちてゆく木の葉、
鈴かけの木
バーモントの月明り
電話線はハミングするように
ハイウェイを走り抜ける
なんてロマンチックなのだろう
16歳でデビューしたのち、
数多くのヒット曲を世に送り出した
ポピュラーシンガーの
マーガレット・ホワイティングが
最初に歌ってヒットした後、
多くの歌手がカバーし
ジャズのスタンダード・ナンバーと
なっています。
特に知られるのは
カーメン・マクレイ、
エラ・フィッツジェラルド、メル・トーメ、
サラ・ボーン、ベティ・カーター、
ビリー・ホリデイ、ビリー・エクスタイン、
フランク・シナトラなど…
さて、今宵も月を肴に
一杯、やりますか?
どうか晴れますように。
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