オリンピックの歴史④
パリオリンピックがはじまったら寝不足間違いなしです。
それに加えて猛暑…熱中症にはみなさんお気をつけくださいね。
オリンピックの歴史、4回目はクイズにしたいと思います。
〇か✕でお答えください。
では、第一問
入場式で先頭を歩くのはギリシャと決まっていますが、
これは近代オリンピックの始まった
第1回のアテネオリンピックから決まっていた。
○か✕か?
正解は✕
ギリシャが先頭を歩くようになったのは
第9回アムステルダム大会から。
それまで第3回大会までは入場式はなく、
第4回のロンドン大会から8回のパリまでは
アルファベット順で入場行進していました。
ちなみに日本が初めて参加した
第5回のストックホルム大会のとき、
プラカードは「JAPAN」ではなく
「NIPPON」で10番目
(一説に9番という説も)に入場しています。
では、オリンピッククイズ、第2問
第7回のアントワープ大会から、
日本は、はじめて水泳競技に出場しています。
しかし、日本は恥ずかしいほどの
成績で惨敗してします。
その理由として、日本選手たちは
江戸時代に武士階級の武芸のひとつとされた
古式泳法で挑んだからである。
○か✕か?
正解は〇
当時西欧では一般的な泳ぎだったクロールなど
最新の泳ぎ方を日本選手は知らず、
選手たちは古式泳法の片手抜などで
挑戦し、アメリカを筆頭とする
海外の強豪の前に惨敗しています。
では、オリンピック〇✕クイズ最終問題
第3問
第一回のアテネ大会の
テニスのシングル、ダブルスで優勝したのは
たまたま通りかかった観光客だった。
○か✕か?
正解は〇
テニスのシングルス、ダブルスで2冠に輝いたのは
イギリスのボーランドという選手は、
たまたま旅行でアテネに
滞在していた観光客でした。
試合前夜に食事をしているとき
友人からオリンピックのことを聞き、
腕に覚えのある彼は、
それなら出ようと出場を決意。
翌朝、町を駆けずり回って
ラケットなどの用具はそろえたものの、
どうしても靴だけは見つからず、
革靴で試合に臨んだのでした。
彼はシングルで
あっさりと優勝を飾り、
次はダブルスですが、
当時は国ごとの出場ではなかったため、
ダブルスは仲のいいドイツ人とペアを組んで
これまた優勝してしまったのでした