野球の監督は何故、ユニフォーム?
今日から、夏の甲子園大会が
はじまりました。
熱中症対策で、開始時間を
変更するなど、
いろいろと対策を
考えているようですが、
無事に何事もない、
熱戦を期待します。
ところで、野球で
“なんで?”と思ったこと、
あなたは何かありますか?
私の疑問は、
なぜ、野球だけ“監督も
ユニフォームなのか?”
ということ。
サッカーやラグビーの監督は
スーツ姿が多く、
バスケットでも監督は
ラフなジャージ姿です。
その理由は、
野球が誕生した時代に
深く関係します。
当初は、監督という存在はなく、
各チームのキャプテンとなる選手が、
チームの指揮を執っていたからです。
キャプテンは試合にも
出場するため、
当然ユニフォームを
着ていました。
その名残りで、現在の監督も
ユニフォームを
着ているという訳です。
ちなみに野球のルールが
記載されている
「公認野球規則」では、
プレイヤーは、統一された
ユニフォームを
着なければならないと
明記されていますが、
実は監督の服装については
書かれていません。
ということで
こんな監督もいました。
メジャーリーグで、
アメリカンリーグを9回、
ワールドシリーズを5回も制覇した
コニー・マック監督は、
ユニフォームを着ず、
スーツにネクタイ、
さらに帽子を被った姿で
指揮を執ったことで知られます。
最後に、甲子園にまつわるお話も
ご紹介しましょう。
甲子園の砂、春と夏では色が違う事、
ご存知でしょうか?
春は長雨などの影響を考え
砂を多めの配合にすることで
水はけをよくしています。
少しですが、グランドが
白っぽく見えるのが特徴です。
一方、夏は保水性が高い黒土を
多めに配合するのだそうです。
また、夏場は照り返しが
強くなるため白球を
見やすくする意味でも
黒土が多く配合されているそうです