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54🔲17-140-27
メガネをお持ちの方、
フレームをよく見てください
フレームの裏側に
上記のような数字が
書かれていませんか?
さて、この数字、
いったい何を
表しているのでしょうか?
では、正解発表です。
最初の数字は、
「レンズ一枚の横幅」、
54ミリとなります。
2番目は左右のフレームの間を
繋いでいる鼻の上に
掛かっている部分「ブリッジ幅」、
3つ目の数字は、
「フレームの長さ」を示しています。
4つ目の数字は、
あまり記されていませんが
レンズの縦幅とんります。
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ところで眼鏡が日本に伝来したのは、
いつだったのでしようか?
諸説ありますが、そのひとつが
戦国時代の1551年(天文20年)、
イエズス会の
宣教師フランシスコ・ザビエルが
来日し周防(現在の山口県)の
国主・大内義隆に献上したものが、
その最初とされています。
ザビエルと眼鏡にまつわる
エピソードには、後日談があって、
数年後、別の宣教師が
織田信長と対面することに
なったのですが、
その宣教師が近視用の眼鏡を
かけていたため、
織田信長と家臣たちは
『それは何だ?』と
至極、驚いたそうです。
もっとも古い眼鏡と言われるものはもうひとつあって
それは室町幕府12代
将軍・足利義晴が
所持していたという
折り畳み式の眼鏡です。
一説には、これが現存する
日本最古の眼鏡ではないかと言われています。
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眼鏡があるのは、
京都の大徳寺大仙院で、
象牙から削り出された鼻眼鏡。
これは15世紀のはじめに
シルクロードを経て、
8代将軍・義政に
贈られたもので、
その後、100年近くを経て、
12代将軍義晴が使っていた眼鏡です。