やるやると口先詐欺で年明ける
新年、キタ……! 年が明けちゃった。
しりとり俳句2025年の一発目です。前回のおしり〈やる〉からの始まりでございます。
年明け早々、とほほ…感あふれる句で恐縮です。しかも、俳句じゃなくて川柳? それも違う? 相変わらず区別分からず、分類不能。
「note改装するよ、やるやる」と言って一向に進まぬままに新年を迎えちまいましたねぇ。
典型的な〈やるやる詐欺〉ってヤツです。
昨年のラストnote投稿 残り2日は、「どうせ今更頑張ったってしゃーあにし、来年、来年」と、投稿句のとおり「じたばた」せずに終わりました。
その来年がもう来ちゃったわけで……。このまま、はっと気が付いたら、また年の暮れで「来年こそは……」なんて繰り返しになったら怖い。
もうなると、もはや〈やるやる詐欺〉というより狼少年症候群。人としてどうかというレベル。やばい。なんとかせねば。
ところで、詐欺といって思い出す話がある。
昔々、ミレニアムあたりの頃だったかな。
台北で面白半分で占いに行ったら
「アナタ、〈シ〉の付く仕事が向いてる」
と言われた。
「弁護士、医師、会計士……」
いや、いや、いや! そんなハードルも意識も高い職業、逆立ちしたって無理。できねぇ、あり得ねぇ、脳力が足りねぇ。
このことを人に話したら
「漫才師、ペテン師、魔術師、占い師w、詐欺師……いっぱいあるじゃん」
おい、おい、おい! 自称で名乗れなくもないから、意識を低くすりゃあ、ハードルもある意味低くなるが、どれもこれも押しが強くなきゃ無理だろ。全部できねぇ、あり得ねぇ、肝っ玉力が足りねぇ。そんでもって、占い師って……笑うだろ。
それから幾星霜。現在、私はやるやる詐欺師になってしまった。
救いなのは、この詐欺で誰も傷つかないし、損をしないし、もちろん、犯罪でもないってことか。
最後に正月らしく今年の抱負を述べたいと思います。
「ナントカせねばのぅ」
やるやる詐欺返上のために、なんとかせねば。
結局、とほほ……な情けねぇ新年の所信表明で、重ね重ね恐縮です。