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KDP出版をしてみて気付いたこと③

ネット上に公開していた文章を出版する場合には、必ずネット上に非公開含めてそれが残っていないか確認すること

 書籍をアップロードした後、審査を経て72時間以内に出版されると公式が語っているが、あちこちの参考記事によるところ、よほどのことがない限り翌日には出版されるという。
 しかし、アップロードした自分の書籍が2日経っても審査通過とならなかった。不安になってきた。
 その時、ふと思い出したのが、ちらっと目にした記事の《なかなか審査が通らなかったが、その原因がどうもネット上にまだその文章が残っていたことだったようだ》という話だ。目にしたときは「ふーん、そうなんだ」ぐらいにしか思わなかったが、もしかしたら、自分のケースもそうだったかもしれない。
 アップロード2日後、審査通過の連絡がなかなかないことを気に掛けながら、私はnote記事の整理をしていた。そのとき、削除したと思っていた今回出版した小説の記事が残っているのに気が付いた。下書きに戻してあった。それをそのまま削除したような気になっていたのだ。そこで上記の話をふと思い出して、完全削除した。
 途端に《出版可能となりました》のお知らせが来た。
 単に偶然だったのかのしれないが、モノが記事であれ、小説であれ、コラムであれ、場所がブログであれ、HPであれ、投稿サイトであれ、ネット上に公開していたのであれば、ネットから撤去しておいた方が良いと思う。また、非公開だから大丈夫じゃないかとか、削除したはずだから大丈夫だろうと高をくくらず、必ず確認すること。くどいようだが、非公開も削除しておくに越したことはない。

以上


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