発酵もせずにミイラ化 我が駄文
noteから「アンタにおすすめ!」とメールが来ました。
これです↓↓↓
思わずムンクの叫びポーズ。
うん。あるね。寝かせすぎて腐ったというより、もう干からびちゃってるのが……。
寝かせて発酵した茹で大豆は、納豆菌の力で納豆になりますが、チーズも寝かせた発酵食品です。どちらもおいしい(※個人の好みや食文化にもよるが)し、栄養があります。
そうそう、納豆は実は豆腐よりも消化が良いんですよ。自分が胃弱MAXのときは、豆腐も胃が受け付けなかったけれど、納豆は食べられましたモン。実証済みです。
お酒もワインとか老酒とか、長年寝かせたものが良い味になるそうです。わたしゃ呑まんのでよくわかりませんが。
文章も、ちょっと寝かせとくと良いときもあります。
でも、過ぎたるは及ばざるがごとし。
ワインや老酒も何百年、何千年と寝かせたら(極端だっちゅうねん)腐るどことか蒸発してなくなっているとか化石化しているのと違いますかね。
私の放置プレイ駄文も、大体が寝かしといて良い具合に発酵なんてせず、干からびてミイラ化してます。ミイラの墓場。これが古代遺跡なら大発見なんですけど……。恥部と黒歴史とかでしかない。
大根のミイラのような干し大根や、椎茸のミイラのような干し椎茸は、干からびてますが戻せばおいしく食べられます。むしろ乾すことによって栄養が高まっております。ミイラ化もほどほどならば、そしてモノによってはプラスとなることもありますがねぇ。
上記の引用先記事には、なるほどなぁと思うところがあり、列挙された問題点の③④は思い当たる節が……というか半分はそれかもしれない。あと半分はうまく構成できずに「まだら」書きになったまま放置ってやつですかね。
「時間を区切る」っていうのは、「下手な考え休むに似たり」状況に陥りがちな人にも有効だと思います。
人によって書き方や書いた文章の整え方って、それぞれだと思います。
私の場合、虚弱BBAなので、勢いがあるときに「おっしゃぁぁ!!」とばかりに、その勢いのままに書けるところまで書いていきます。勢いで書くのが上手いやり方でない人もいるでしょうが、自分の場合、あとからと言っていると永遠に書けないことを長年の自分との付き合いでわかっているので。
あと、ちょっと寝かせることは多いです。石橋を叩くっていうわけでもないですが、一呼吸置くみたいな。
そして、絶対寝かしておくものがあります。一晩、1日あるいは半日――寝かせて置くというか放置しておく。それは、感情のままに書いちゃったものです。
「勢いのまま」と「感情のまま」は違います。あとから読み直してみると、前者の場合は「お、自分、意外とまともに書いてんじゃん」という文章が多いんですが、後者は、ほぼ「何やコレ……」って使いものにならない。
不思議です。感想が入った文章なら、感情で書いても問題ないような気がしますが、なぜかクソみたいなものばっかりなんです。まあ、その「感情」部分をリサイクルしてうまく(?)利用できることもありますが。
だから、できれば、ちょっとだけ寝かせます。
あ。この記事は寝かせず投稿してます(笑)。勢いのままに。
そう言えば「ジャンプ+」企画にも1日半で書いた長編を寝かせずに(寝かせられずに)締切日に投稿しちゃったのがあるなあ。あとから、ああすれば、こうすればって思うことがたくさんあって、でも、キリがないからアレはアレで良しと割り切ってはいる。
そういう割り切りも、原稿の寝かせすぎ防止に必要なこともあるのだと、今、気付きました。
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