大槌町地おこ 2023年10月報告
こんにちは!大槌町地域おこし協力隊2期生のタニムラです。
秋も深まったと思ったところで、いつしか冬の気配を感じるようになりましたね。
我が家では10月頭にはコタツが設置され、寝るときは湯たんぽと厚めの羽毛布団を使用しています。
心の準備はまだまだですが、装備の上ではいつ冬が来ても安心です。
そんな私の、10月の報告をさせていただきます。
大槌暮らし19カ月
寒さと暑さが入り混じる中で始まった10月。
この10月は下旬から末にかけて2回も風邪をひき熱を出しました。
各感染症の検査は幸い陰性だったのですが、39度を超える熱が出てしばらく寝込んでしまいました。
忙しかったり疲労がたまったりする際にもそうですが、私の場合は仕事のやる気が上がっているときにも発熱してしまうクセがあるので、まさにそれらが重なった「知恵熱」だったんじゃないかと思っています。
数年ほど前までは仕事に穴をあけるわけにはいかないと、多少熱があっても無理して仕事をしていた頃もありましたが、近年の感染症に対する意識の変化もあって具合悪いときはしっかり休めるようになりました。
自分のことはもちろん、周りの方にうつして迷惑をかけることにならないよう気をつけています。
ただ、業務上どうしても休めなかったり期限が迫っている仕事が出てきたりすることがあったため、風邪を引くと少し焦ってしまいます。
責任ある仕事をさせてもらっている分、自分自身の管理も怠ってはいけないのだと感じました。
もうすぐ始まる冬、体調管理に気をつけましょうとTVなどで頻繁に言われていますが、寒くなると途端に体調を崩しやすくなります。
引き続き自分の管理もしっかり行って、健康的に過ごしてまいります。
ついに事業開始「おおつち百年之業協同組合」
9月に法人登記が完了し、法的にもこの世に生まれた「おおつち百年之業協同組合」。
町民のみなさまへの設立報告会を経ていよいよスタート、ではなく、実はこの後さらなる申請や事業開始の手続きが待っています。
まだまだ休む暇はありません。
10月に入り、岩手県へ「特定地域づくり事業協同組合の認定」申請を行いました。
特定地域づくり事業協同組合として派遣事業を行うには、事業計画や組合組織・収支見通しなどを報告した上で岩手県知事からこの認定を受ける必要があります。
組合事業として正しく運営が出来るかどうか判断される材料になるため、とても重要な書類作成です。
申請に際し様々な書類を作成し、県の担当の方と何度も調整をするのですが、設立の取組の中でもっとも大変な作業だったと感じました。
20種類以上の書類を作成・提出し、必要に応じて修正や作り直しを行っていくうちに別の書類の修正が必要になり…となかなか終わらないやりとりに自信を喪失したりしましたが、なんとか申請手続きが完了しました。
そして、去る10月24日、ついに岩手県で二番目の「特定地域づくり事業協同組合」の認定を受けることができました。
目に見える形で認定を賜ると、少しずつ実感がわいてきます。
組合の認定から日を置かず、次は岩手労働局への「労働者派遣業」の届出。
本来、一般の企業で労働者派遣業を行う際は、労働者派遣業の実施に際し管轄の労働局へ「認可」と「届出」を行う必要がありますが、特定地域づくり事業協同組合の場合は、県から認定を受けることでこの「認可」が省略されます。
この届出にも十数種類の書類が必要となり、同じように作成と修正を繰り返して何とか受理いただくことができました。
どの書類も情報量の多いものでしたが、最後までお付き合いいただいた県庁および労働局の担当の方には頭が上がりません。
これにて本当に、事業開始の手続きが完了。
昨年9月からこれまで、足りない頭を必死に捻って協議の段取りや書類の作成・手続きを行ってきましたが、ようやく一区切りです。
至らない点ばかりの私でしたが、関係する皆様の協力を得て設立までの取組を完了させることができました。
ここからは、組合の円滑な運営や町の雇用のための活動に更に尽力してまいります。
事務所引っ越ししました!
私の所属している移住定住事務局。
仲間が増えてきたり、様々な相談窓口に来られる方が増えてきたりで事務所が手狭になってきており、事務所のお引っ越しを検討していました。
そしてこの度10月2日より、シーサイドタウンマスト2階にお引っ越ししました。
場所はマストホールの隣、JONNYのゲームコーナーの先です。
事務所も広くなり、お客様が来場しやすいよう相談スペースも広く作っています。
なお、同じフロアを区切る形で、おおつち百年之業協同組合の事務所スペースを併設しています。
書類や備品の区切りもしっかり。
コンパクトなスペースですが、仕事がしやすい事務所になりました。
環境が一新し気持ちも新たに、メンバー全員で一層業務に励んでまいります。
移住定住事務局およびおおつち百年之業協同組合は平日10時~16時に窓口開設しております。
御用の際は(御用がなくても)ぜひ遊びにきてください!
10月のおおつちゴハン「秋の味覚のゆうめいどころ」
言わずと知れた食欲の秋。
秋は短いのに、なぜおいしいモノはいくつも出てくるんでしょうか。
秋の魚といえばサンマ!
昨年までは不漁の話がよく流れていましたが、今年は不思議な事に北海道で大漁だったというニュースも見かけます。
かくいう私は町内で釣れたというサンマをたくさんいただいたので、一尾残らず塩焼きにして食べました。
脂がのっていておいしい!
そしてなんと、大きなマツタケまでいただきました!
一度の食事では食べきれなかったので、半分ずつ二日に分けて料理して食べました。
一日目はホイルに包んでそのまま。
二日目はご飯と一緒に炊いてマツタケご飯に。
とにかく香りが強くて、料理している最中も幸せになりました。おいしい!
異常気象が秋の味覚の収穫や漁獲に影響を及ぼすこの時代。
希少なモノをおいしくいただく機会をありがたく噛みしめ、これからも元気に過ごそうと感じた秋でした。
以上、10月の報告でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。