大槌町地おこ 2023年12月報告
こんにちは!大槌町地域おこし協力隊2期生のタニムラです。
今年の冬は暖冬といわれていますが、風が強くて結局厚着をしてしまっているこの頃です。
先日お仕事に出かける際、分厚いコートを羽織ってニット帽をかぶり、マフラーをグルグルに巻き付けマスクをしっかり装着した重装備でお外に出たのですが、通りがかった近所の方に「お顔がほとんど見えないよ!」と笑われてしまいました。
布だらけの人間が通りさぞ驚いたことでしょう…大変失礼しました。
そんな私の、12月の報告をさせていただきます。
大槌暮らし21カ月
とにかく忙しい時期として有名な師走。
確かに忙しかったような気もしますが、年末ということもありどこか浮足立った感覚もあり、あまり実感がなかったようにも思います。
2023年は色々と動き、その結果が出る年になりました。
特定地域づくり事業協同組合の設立のほかに、個人的には勉強していた資格試験を受けるなど動きと結果がたくさん見える一年でした。
ドタバタと動いた結果、組合も無事設立、資格試験も何とか合格という形を残して年を越すことができました。
結果の出たひとつひとつの事に達成感を味わう間もなく次の出来事が訪れるような年でしたが、この12月は特にそんな出来事がたくさん詰まった月でした。
喜びもひとしおではありますが、あくまでもスタート地点が増えただけ。
2024年は、2023年に出た結果や得たものを活かし、活動の幅を広げていきたいと思っています。
まだまだ忙しい日々が続きますが、また一年頑張ってまいります。
組合事務関連とてもたくさん
11月から派遣事業がはじまったおおつち百年之業協同組合。
事業が始まったことに安心している暇はなく、12月に入ったことで、11月分の月次処理の時間が訪れました。
派遣職員の勤怠処理や給与計算といった労務、経費精算などの経理、その他帳票の作成など一般企業と同じ事務が発生します。
派遣職員の11月分の勤怠を計算し、給与計算を行い給与と人件費を確定。
請求書を発行して、11月分の経費を精算し支払いを済ませます。
あわせて派遣管理台帳など労働者派遣業の実施にあたり必要な書類を作成して、月次処理が終わります。
事務仕事は未経験のためそれぞれの処理過程が分からず、そもそも何の事務が必要になるのかすら定かでない私。
一般的な常識すらままならない自分に自信がなくなり、一時期とにかく落ち込んだこともありました。
改めて、一つの事業を運営するという事の大きさを知り、同時にこれまで働いてきた職場で事務を支えてくれた方々への尊敬の念を抱きました。
手探りでの事務で多方面のみなさまに助力・助言を賜りながら、着実に進めていきます。
特定地域づくり事業協同組合合同研修会@久慈市
通常業務もたくさんあるなか、組合の設立・事業に関する事例発表の場が増えています。
12/22(金)、役場経由で依頼のあった「特定地域づくり事業協同組合制度に係る県北圏域市町村研修会」に講師として参加し、設立の取組に関する事例発表を行いました。
県北広域振興局の主催で行われた本研修会。
特定地域づくり事業協同組合の設立を検討する県北各市町村の担当者に向け、おおつち百年之業協同組合の設立経緯や組合概要などお話ししました。
市町村の担当者に向けた話であったため、どちらかというと組合概要よりも自治体の関わり方や関係者・地域の巻き込み方についてとくに関心が集まりました。
他自治体の方針や検討状況を確認し、県内各市町村にて特定地域づくり事業協同組合の設立が広がっているのを改めて感じました。
各自治体のさらなる発展のため、この制度がより浸透する一助になるよう、我々も引き続き取り組んでまいります。
12月のおおつちゴハン「楽しく食べたスパゲティ」
浮足立つ想いで過ごした12月。
年末には矢巾町から姪3姉妹が遊びに来て、一緒にクリスマスを祝ったりゴハンを食べたりしました。
せっかく姪たちが来たので、「何が食べたい?」とリクエストを聞き、お昼ご飯にカルボナーラを作って食べました。
産直で買った少し良いたまごと、スーパーで買った最も高い牛乳を使って、みんなで一緒に食べました。
大量のスパゲッティを茹でるのも、大鍋でカルボナーラを作るのも久しぶりで、食卓いっぱいにお皿が並ぶ光景に元気をもらったような気がします。
楽しい食事で2023年を締めくくり、激動の2024年を生きていこうと思います。
以上、12月の報告でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。