話しかけてきた90歳のお爺さんの霊系統
こんばんは!
今回は最近あったインパクトの大きい個性的?いや!ちょっと認知症が入っているであろうお爺さんのお話です。
先日仕事で外回りをしていると、すれ違ったお爺さんに声をかけられました。私は何故か老人に凄く話しかけられたり好かれたりするのですが、一方的に延々話される事もあり、偶にあるかわし切れないお爺さんに遭遇しました。
先日、私がせっせと仕事をしていると前方に道の真ん中を歩くお爺さんが散歩していました。私とお爺さんの距離50メートル。じわじわ近付いてきます。因みにその道で見渡す限り私とお爺さんしか歩いていません。
お爺さんに話かけられるなんて私は思っても居ませんしでした。仕事があるので。
私は道の端を歩いているのですが、その距離20メートル。
なんと
お爺さんがじわりじわりと私の方向に斜めに歩き出すのです。
私は思った。
話しかけられるパターンだ。挨拶だけして終わりにしよう。
そしてその時は思ったより早めに訪れました。
10メートル程先から
大きな声で
お爺さんが
「お仕事がんばってるね!あなたスポーツしている様にお見受けします!」
だいぶフライング気味に声をかけられ、それも返答しなければいけない内容。
もうダメじゃん!時間かかるよこれ!
私はそう思いしぶしぶ返答をするのです。
「こんにちは!以前はやってましたけど今はやっていないですよ!」
お爺さん「私はねぇ、以前はスキーをしていて体を動かしていたんだよ。」
私「そうなんですね!だから元気に散歩されているんですね!」
お爺さん「私は昔スキーをやっていて夏はマラソンの選手としてかりだされていたんだ。」
私「そうでしたか!凄いですね!いつも散歩されているのですか?」
お爺さん「なに?」
どうやら耳が遠い様です…
お爺さん「私はね以前はスキーの選手だったんだよ。会社も60歳勤め上げて仕事は設計をしていたんだ。」
私「凄いですね!」
お爺さん「これ内緒なんだけど、以前はスキーで福島県の国体選手だったんだ。」
私「それは凄いですね!体もしっかりされている様で元気そうですね!」
お爺さん「何?なんだって?」
お爺さんはやはり耳が聞こえない。そして同じことしかいわない。
お爺さん「私は90歳になるんだ。以前はスキーをやって夏はマラソン選手として駆り出されて走ってたんだよ。」
私「そうでしたか!」
私はここでしつこいと思いつつ、話を聞いてあげるのも人の為と思いながら少しづつ脳内を切り替えて行きました。
この後も同じ話が続くので私はお爺さんへの返答は
「凄いですね!これからも元気になさって下さいね!」
これに絞りました。
そして私の脳内は霊系診断。お爺さんの体格と、過去のスキーやマラソンの話から霊系はきっと天狗霊系統だなぁなんて考え始めました。
皆さんそれぞれ霊系統があるのですが、龍神・天狗・稲荷・弁天などの霊系があります。
スポーツ選手には天狗霊系統の人が多いようで、霊系によって持っている性質が違うようです。
どの霊系が良い悪いは無く、あくまで気質や性格等に影響しているようです。
因みに余談ですが、自然霊に本来性別は無いのですが天狗は男性の性質に近いらしく、豪快だったり普通の人には出来ないような力等を発揮する、負けず嫌い、自分を誇示しやすい所もあるので、
天狗の鼻を折る
等の言葉が使われる事があります。
面白いなと思ったのは、では女性の性質を持っている天狗はどこにいるの?
それは
天使!
男性の性質を持った天狗は日本に、女性の性質を持った天使は海外に。
確かに古来の日本の話では天狗とか龍とかは言われますが天使はあまり聞かないですもんね。
そんな話を聞いて妙に納得した自分がいたのを思い出しました。
話がだいぶ逸れましたが、お爺さんの同じ話を延々と聞きまして、やっと気が済んだのか、
お爺さん「私はいつ逝くかわからないけど、お互い元気に頑張ろう!」
と言って話は終わりました。
延々と聞いたスキーとマラソンの話。
今年の私の中で一番リピートされた話となりました。
私はきっとお爺さん見ていて幸せだろうなと思ったのです。
私は自分を疑う癖がついているので、本当に自分の方向性と思考は合っているのか等を考えてしまいます。お爺さんは素直に努力して素直に自分のしてきた事に自信を持っている感じがしました。いつ逝くかわからないと話してましたが、お爺さんは胸を張って帰幽される事でしょう。
お爺さんの残りの余生が幸せである事を願いました。
私も胸を張って生きられる人間になりたいな。
そんな人生楽しいだろうな。
そう思えた一日でした。
最後までお読みくださりありがとうございました。
皆様が幸せでありますように。
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