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写真によって縦横の比率が違う理由

 このnoteに掲載した写真たち 、縦横の比率が色々と違うことに気が付いた方も、おられるかと思います。

 これは写した写真のフォーマットが異なるためなんですよ。

 当然カメラもそれぞれ違います。

 35mmフォーマットの写真が、一番横長になります。
 24mm×36mm 1:1.5
 カメラはフイルムカメラのオリンパスOM-10、オリンパスOM-4

 645フォーマットの写真が、中間の長さになります。
 41.5mm×56mm 1:1.35
 カメラはフイルムカメラのペンタックス645

 67フォーマットの写真が、四角に近くなります。  
 56mm×70mm 1:1.25
 カメラはフイルムカメラのペンタックス67Ⅱ

 これ以外にデジタルカメラで撮影した写真の掲載もあります。
 主なデジタルカメラはペンタックス645D、キヤノンEOSKissX7、ソニーα350

参考
 ハイビジョンテレビは、1:1.8程度です

35mmフォーマットの写真 朝焼けの精進湖と富士山
645フォーマットの写真 富士市内のお茶畑と富士山
67フォーマットの写真 浅間公園の桜と富士山


≪おまけの追記≫

 ここで笑ってしまうのが、写真をパソコンプリントする時です。

 A4サイズは、210mm×297mm 1:1.414

 上記のフイルム比率と、どれも一致しません。

 ならば、カメラ店でプリントするサイズだとどうなるか・・・

 四つ切サイズは、254mm×305mm 1:1.2

 ワイド四つ切サイズは、254mm×368mm 1:1.45

 やはり、上記のフイルム比率と、どれも一致しません。

 全て縦横の比率が違うので、プリントする場合、上下か左右かが、勝手にトリミングされてしまうのですよ。

 なんていい加減なんでしょうか、呆れてしまいますよね。

 プリントする場合、どのタイプにプリントするのかで、肝心な画像が場合によっては、プリントされる範囲から外れてしまうのです。

 撮影の段階でそこまで意識していないと、必要な画像が部分欠落する可能性があるって、残念過ぎです。

 ま~noteの推奨サイズだって、670ピクセル×1280ピクセル 1:1.91なのですから、本当に闇は深いですね。

 だからか、『みんなのフォトギャラリー』にアップされた私の画像を使う人によっては、非常に残念過ぎるトリミングをされてしまっていて、「え~この位置でカットしちゃうの?」って、『ガッカリ』したなんてことも時にある訳ですよ。

 この話を読んである『あなた』、バランス良くセンス良く、そして納得の出来るトリミングしていますか?なっていますか?

タイトルに使った画像の元画像となった、山中湖から写した日没後の富士山

 タイトルとして使うときに、結構バランスを意識してトリミング&タイトルの文字入れをしていることが判ると思います。

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