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早い秋? いきなり冬? ~撮影旅行よもやま話集~

 写真仲間達と10月の頭に、山で早い秋を楽しもうと、志賀高原まで写真撮影旅行に行ったことがあります。

 愛知ではまだ半袖で過ごしている方々も居るのですから、写真仲間達の皆さんも集合時には結構薄着でしょう。

 念のために、「防寒着のジャンバー等を忘れないようにね~」と連絡を入れて、一応は防寒対策のお願いだけはしておきました。

 今と違って、鞄にコンパクトに仕舞っておける、ユニクロ等の『ウルトラライトダウンジャケット』なんて便利な品の無い時代でした。

 だから防寒着は結構嵩張ってしまい、結構余分な荷物になりましたが、万が一の用心は必要ですからね。

 流石は豪雪地帯でスキーのメッカ志賀高原、10月の頭でも標高の高い所では紅葉黄葉が既に始まっていました。

 志賀高原の景色とドライブをしっかりと楽しみ、日が暮れる前に今回宿泊する県境の峠の宿に、無事到着しました。

 宿の方に翌朝のことを相談すると「今晩も明日の朝も天気が良いようなので、確実に氷点下に冷え込むと思われます、早朝から峠の周辺を散策されるなら、絶対に防寒着が必要ですよ」とのアドバイスがありました。

 それでも写真仲間達うちの数名は、半信半疑の状態でしたよ。

 翌日、朝も早くから私を含む写真仲間達は、カメラを抱えて散策に出かけて行きましたが、ここで早速、防寒着のお世話になることに。

 宿の外は本当に氷点下の冷え込みで、見渡すと樹木が白く氷化粧していました。

 小生もしっかり防寒着を着込んで、ナナカマドの葉っぱと赤い実が樹氷化している様子などを、写真撮影して回りました。

 撮影旅行の前日まで、Tシャツの上にカッターシャツ&夏用の薄手のスラックスのスタイルで過ごしていたのです。

 そんな状況のため、氷点下の冷え込みに身体が全く慣れていないので、早朝の写真撮影がとても寒かったとの印象だけが、強烈に残っています。

 峠を散策していると、峠の周辺にはスキー場のゲレンデがあるので、土のむき出しの所が多々ありましたね。

 土が湿っていたところには、土が盛り上がって立派な霜柱が立っていました。

 霜柱が立っている土の上を歩くと、サクサクと音がして潰れるので、写真仲間達とわざと霜柱の上を歩いて移動たのは、結構楽しかったなと記憶しています。

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