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あじさい ~撮影旅行よもやま話集~

 愛知県の三河地方には「あじさい」の名所が複数個所あります。

 その一つが、幸田町にある曹洞宗瑞雲山本光寺、大永3年(1523年)に建立とのことでしたから、500年以上もの歴史がありますね。

 そんな本光寺ですが、別名『あじさい寺』と呼ばれ、山門までの両脇や境内に、たくさんのあじさい(15種類で約1万本もあるらしい)が植えられていてます。

 6月頃には山門にいたるまでの参道の両側に、あじさいが所狭しと咲きほこり、目で観ても写真に写しても、とても綺麗な風景となるので、定期的に写真撮影に行っています。

 場所的にもJR東海道本線三ヶ根駅から東へ約300mと、写真撮影しに行きやすい所にあることも好都合なのです。

 雨が降った翌日の早朝、まだほとんど人が居ないタイミングを狙って撮影に行くわけですが、場合によっては早朝にあじさい寺を撮影して、カメラと三脚を持ったままで、そのまま慌てて出勤なんてこともありましたね。

 ただ雨の降った翌日早朝の撮影は、境内が雨に濡れていてとても滑りやすいので、気を付けないと滑って転倒なんてこともあったりしますので、ご注意くださいネ。

 実際私も、あじさいを眺めながら何気なく歩いていたら、靴底がかなり擦り減っていたこともあってか、いきなりズルッと滑って、尻もちをついたことがあります。

 撮影に行った際には、境内にある『願掛け亀』に、これからもず~っと綺麗な写真が写せますようにと、必ず願掛けをしてきますよ。

 『願掛け亀』には参拝者の願いを聞きかなえるため、大きな耳がついています。亀のエリ首(ヘコミ)に上手くサイ銭が入ると願いがかなえられ、万年幸せとなるといわれています。

 直接には届かないエリ首に、サイ銭を投げ入れるのですよ。

 車でドライブがてら行くのであれば、本光寺の近隣にある三ヶ根駅から南方向に3キロほど行くと、形原温泉あじさいの里(約5万本もあるらしい)があります。

 形原温泉の南から入る有料道路三ヶ根山スカイライン(約7万本もあるらしい)を走っても、あじさいが綺麗ですし、四季折々の美しい景色を楽しめますよ。

 ちなみに、あじさいの原種は日本に自生するガクアジサイで、ガクアジサイがヨーロッパに渡って品種改良され、品種改良されて花序が球形ですべて装飾花となったアジサイが、日本に帰ってきたとのことらしいです。

雨上がりでしっとり濡れた参道に咲くあじさい
雨上がりでしっとり濡れた参道の階段に咲くあじさい
雨上がりでしっとり濡れた山門の階段に咲くあじさい
ガクアジサイを接写

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