どんぐりころころ ~撮影旅行よもやま話集~
豊田市の稲武地区には、樹齢が400年近くて一時は枯死の危機に陥ったものの、町内の有志を中心とした人たちが努力し、大手術によって見事に復活を果たしたという「瑞龍寺のしだれ桜」と、樹齢が約180年の「大安寺址のしだれ桜」があります。
どちらのしだれ桜も老木であるため、幹が折れないように支え木が当てられていましたね。
そんな老木のしだれ桜を写しに行った時に、他にも見頃の桜はないものかと稲武から上矢作方面に川手トンネルを車で走っていると、車のロードノイズが作る音で奏でる「どんぐりころころのメロディー」が流れてきました。
そんなメロディーを聴いた後、更に走ると、稲武から上矢作町に入る手前にある滝見橋に、大きな桜が咲いていました。
滝見橋の手前に押川大滝の駐車場があったので、そこに車を駐車して、滝見橋の上まで歩き、桜と川が綺麗に写るポイントで、散り盛んな桜を撮影しました。
帰り道の川手トンネルでも、何かメロディーが流れるのかと少し期待をしていたのですが、残念ながら何のメロディーも流れませんでした。
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ネットで調べてみると、川手トンネル内に300メートルに渡って路面に刻まれた溝の深さや幅の変化によって、通過する車両が音楽を奏でるメロディーロードで、約20秒間曲を楽しむことが出来るとのことです。
同じ仕組みで観光目的に作られたメロディーロードは、北海道から沖縄まで全国に次々と施工されているみたいです。
今後もメロディーロードが増えていく予定だそうですが、速度抑制目的でトンネル内に設置されたのは、川手トンネルが全国初だそうですよ。