目的地を急に変更することもある ~撮影旅行よもやま話集~
綺麗な新緑の風景を求めて、岐阜県と富山県の県境辺りの一般道を走り回った時のお話です。
砺波に行くと至る所で綺麗にチューリップが咲いているとのことだったので、コンパクトカーに乗って出かけたのですが・・・
岐阜県と富山県の県境辺りを走っている時、川に沿ってクネクネ曲がりながら国道を走ると目に入る、新緑のグラデーションがとても綺麗でした。
あまりにも新緑が綺麗だったので、チョット寄り道して、この辺りの新緑風景を脇道に入ったりしながらウロチョロして、撮影するのもイイかなと思ってしまいました。
ところで県境って、一度その県に入ってしまえば、ずっとその県と言うわけではないんですよ。
道路が何度も何度も川を渡ったりする度に、富山県になったり岐阜県になったりするらしく、県境の表示看板が何度も何度も出てきました。
カーナビの音声メッセージが設定してあったら「ポォ~ン♪富山県に入りました」と「ポォ~ン♪岐阜県に入りました」の音声メッセージが五月蝿くて、チョットうっとうしくなるでしょうね~。
今日は写真仲間も旅行仲間も居ない、日帰り予定の気ままな一人旅。
撮影するのはチューリップじゃなくたっていいんです、目的地なんて変更したって一向に構わないのです。
早速、川がダム湖になった所で、ダム湖の周回道路らしき道に入ってみました。
しばらく細い道を走っていても、車は全く走っていないし、人っ子一人いない静かな場所で、新緑と湖と青い空と白い雲、綺麗な風景を独り占めの嬉しい状態でした。
ゆっくりゆっくりと車を走らせ、風景写真の構図として満足できる撮影ポイントを探して回り、気になれば車を降りてカメラのファインダーを覗いてみて、自分なりに納得すれば三脚を出しての撮影です。
そんな状態で、県境辺りをあっちこっちウロチョロして撮影をしていたので、当然チューリップを見に行くような時間は無くなってしまいました。
でも綺麗な風景写真が写せたので、行先が変わってもとっても満足です。
チューリップの風景撮影はまた今度、次の年にでも出かけたらいいんですから・・・。
そして次の年に、チューリップ見に行きましたよ~
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