濃溝の滝・亀岩の洞窟 ~撮影旅行よもやま話集~
濃溝の滝・亀岩の洞窟(天然では無く、江戸時代前期に水田耕作のため、人工的に掘られた穴らしいです)で、ハートマークに光が差し込む光景が観られると、SNSで有名なっているとのことなので、お盆に行ってみることとしました。
ハートマークに光が差し込む光景は、残念ながら春分と秋分の彼岸時期に限られるとのことで、ハートマークを観るのは無理だが、それならば多少は空いている可能性もあるだろうと思ったからです。
君津市のインターネットサイトで、きみつの観光情報から、清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)のアクセス方法を確認してみましたが、東京からのルートしか記載がありません。
早速、濃溝の滝・亀岩の洞窟に午前中に到着するための、路線情報を検索してみることにしましたが、朝の出発だと、新幹線と在来線を利用した場合には、最寄り駅の上総亀山駅に到着するのが午後2時過ぎになってしまいまいした。
東京八重洲のバスターミナルから出る高速バス、アクシー号もアクセス方法の中に記載があったので、ならば夜行高速バスを利用した場合にはと、路線情報を検索し直しました。
するとアクシー号ならば最寄りの停留所の君津ふるさと物産館に、午前8時30分過ぎには到着することが判明しました。
清水渓流広場まで出ているデマンドタクシーに乗れば、濃溝の滝・亀岩の洞窟に午前9時前には到着可能です。
東京八重洲のバスターミナルから出る高速バス、アクシー号の始発に間に合う夜行高速バスを探すと、名古屋発で間に合う夜行高速バスがありましたので、早速予約をしました。
在来線で名古屋まで行き、名古屋から東京は夜行高速バス、東京からはアクシー号を使う方法が一番早くて、一番安くて、尚且つ午前9時前に到着できるの、三拍子全てが上手く揃っていた訳ですね。
当日、在来線とバスを乗り継いで、濃溝の滝・亀岩の洞窟まで行ってみると、流石は夏休み、子ども連れのご家族が大勢居て、既に川の水の中に入っての水遊びをしていたりの、ピクニック会場と化していました。
これでは濃溝の滝・亀岩の洞窟の写真撮影どころではありませんので、小生も靴と靴下を脱いで裸足となり、ズボンを捲り上げて川の水の中に入って行き、水遊びの子ども達が写真の中に入らない場所まで進んで、写真撮影することにします。
水の中は滑る石がゴロゴロですので、慎重に慎重にカメラを水にポチャンしないように、自分自身も水にポチャンしないように、ゆっくりとゆっくりと足場と深さを確かめながら進み、好みの構図となる場所まで前進して写真撮影、それ以外にも高い場所からの写真撮影もしてきました。
無事に濃溝の滝・亀岩の洞窟の写真撮影が完了してからは、清水渓流広場を散策、清水渓流公園内に千葉の秘湯「濃溝温泉千寿の湯」を発見してしまったので、早速源泉かけ流しの温泉に入って、長時間に亘るバス移動の疲れなどを癒しました。
泉質は「重炭酸ソーダ泉」で、「美肌温泉」(美人の湯)と言われる成分が多く含まれており、お肌の表面をやわらかくして古い角質や皮脂に溶け込んだ汚れを落とす作用があるので、お肌がしっとりした感じになり、アトピーや皮膚病、肌荒れでお悩みの方には特におすすめとのことです。
温泉の湯は薄い琥珀色で、浴槽には細かな気泡と茶色の湯の花が舞い、ほのかな硫黄臭に、湯を口に含むとかすかに塩の味がします。
包み込むようにやわらかい湯は体の芯からよく温まりますよ~、でも熱い夏場の温泉入浴でしたから、拭いても拭いてもちっとも汗が引かずに、ちょっと困ってしまいましたがね~。
温泉でゆったりまったりした後は、停留所の「君津ふるさと物産館」まで戻り、お土産を買ったり、昼食を食べたりして、また高速バスのアクシー号で東京に戻り、名古屋方面行の高速バスに乗車して帰途につきました。
結局今回の写真撮影旅行も、わずか24時間で行って帰って来る、弾丸写真撮影旅行となりましたね。
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