大賀ハス ~撮影旅行よもやま話集~
2000年以上も前の遺跡の発掘現場から発見され、発掘された3粒の種のうち1粒が発芽し、翌年には開花「世界最古の花・生命の復活」と話題となり、『大賀ハス』と命名されたのだそうです。
羽島市大賀ハス園の大賀ハスは、もともとは、千葉市から東海道新幹線羽島駅の開設15周年の記念業として譲り受け、根分けされたものを移植栽培したものです。
そんな大賀ハスが咲いていると聞き及んだので、早速写真撮影してみようと出かけたわけです。
木曽川の馬飼大橋を渡り少し行くと右にカーブした先に、その右側に大賀ハス園があり、ハスの花が咲いていました。
大賀ハス園は、木曽川と長良川に両岸を挟まれた中州みたいな状態の場所にあり、特別に何かあるって雰囲気の全く無い所でした。
起伏もほとんど無くて水資源に恵まれている、逆に言えば水害が怖い場所ですが、近隣の岐阜だけでなく大量消費地の愛知や三重が直ぐ近くにあるから、農業経営が上手い人からすれば、農業をするには最適な場所なのかなと思いました。
この辺り一帯には木曽三川公園の公園が13カ所と沢山あって、季節のイベントが色々と開催されています。
春の花が咲く頃には、木曽三川公園センターのような大きな公園があるところは、土日などは公園に向かう車で大渋滞する道もあるので、それなりに渋滞にはまる覚悟と注意が必要ですよ。
当時は営業していた『かんぽの宿』に駐車して、大賀ハス園まで歩いて行き、午前中いっぱい『大賀ハス』の撮影をして、その後は撮影でかいた汗をスッキリさせるため『かんぽの宿』でのんびり温泉に浸かり、食事をして帰ってきた訳です。
今は『かんぽの宿』はありませんが、『羽島市老人福祉センター羽島温泉』が近くにあって、日帰り温泉として利用できますので、温泉好きの人!ご安心ください。
泉質は食塩泉(緩和性低張温泉)の沸かし湯だそうで、微黄かっ色濁りがあって、苦味無臭。
大賀ハスの撮影をして来た話を写真仲間達にしたら、F1さんが「愛知県大府市の北崎に星名池って名前のハス池があって、ハスの花がいっぱい綺麗に咲いてたよ~」って、次の撮影場所になりそうな情報を早速くれました。
ちなみに『ハス』の根っこではなく肥大した地下茎は、皆さんが日頃から美味しく食べているあの『レンコン』なんですよ~知ってました?