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オファーが出た


さて昨日から再度エンジンをかけなおしたMr.カンガルー。

昨日1人最終面接を終えた候補者について、昨日の夜~今朝にかけて企業にせっせとフォローアップの電話とメールをしていたら、夕方オファーが。

久しぶりのオファー、ここで舞い上がってはいけないがテンションは上がってしまう。

そして勢いのまま候補者さんに連絡をする。

候補者さん「他社AもBも選考進んでて、どちらかというとAが最優先で、、でも他からも書類選考が通ったと連絡きててそちらも気になって、、」

この候補者さんは他のチームメンバーから紹介してもらったので、直接連絡を取り始めたのは最終面接の前から。
彼のツボや転職軸を100%理解してこかたったが故の、この候補者さんの回答。

クロージングは一次面接の前から。
クロージングというより転職軸の整理かな、その軸に沿うとこの企業のこのポジションは間違いないですよね、の確認。
これがないと、後からあとから「これもよさそう」「こっちも働きやすそう」とキラキラしたスカウトや面接官の印象で自分の当初の目的を忘れて、印象のよかった企業のオファーを取る。

そうして多くの人が転職に失敗する。
「転ぶ」「職」とはよく書いたもので、転職は意外と難しいものなんですわ。

今回のケースもそれ。
そしてこの段階で「うちのオファーが一番転職軸に合ってますよ」と話してもただの営業トークのようになってしまう。

今書き出してて確認をするのを忘れていた、「Aがお見送りになった場合Bのオファーを取りますか?」の一言。

せめてこの if構文 (この場合ならこうですか?そうではない場合何故ですか?)の確認さえできればもう少し彼の転職軸が見えてきたかな。

候補者さんだって最初から自分の転職軸はこれだってわかってる人は多くない。もしくは「今回は年収アップを最優先に考えてます」と言いながら転職活動を進める中で実は「顔の見える上司と働きたかった」みたいな、自分の深層心理で思ってることは自分でもなかなか気づかない。

なのでここを言語化するのもエージェントの仕事。
今回はこれを怠ってたということで私の反省ポイント。

久しぶりのオファー、なかなかスムーズに事が運びません。

ただ、こうやってアウトプットして自分の行動を振り返れるのはよてもよい。書き始めてみてよかった。

考えながら動き続けよう、さすれば必ず汝に光の道あらわる聖書風)

とりあえず本件の候補者さんはチームメンバーに戻していったんお任せということで、必要あればMr.カンガルー再登場予定。

乞うご期待!


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