【初心者こそ知っておくべき⁈】ロボアドって何?
昨年はChatGPTが話題になりましたが、最近のAIの発展・普及は目まぐるしいですね!もしかしたら、このように思われた方もいるのではないでしょうか?
「AIの技術を投資にも活用できたらいいのになぁ・・・」
大丈夫!実は、個人投資家でもAIを投資に活用できるのです!
そもそもAIって何ですか?
ではまず、投資からはちょっと離れてそもそもAIとは何なのかを一緒に見ていきましょう!
AI(エーアイ)とはArtificial Intelligenceの略で人工知能と言われる技術のことを指します。機械に知能を与えて人間がこれまで行ってきたような知的な活動を行えるようにしたものという認識で間違いないと思います。ただし、AIに対して「これだ!」という決まった定義がなされているわけではないのです!
昨年からメディアを騒がせたChatGPTはこのAIの一つであり、よくChatGPTが作成したという絵などが取り上げられていましたね。
AIは日々進化を続けており、様々な分野で活用・評価され、どの分野でも必要とされる技術になりつつあります。
ちなみに、2023年末時点で活躍しているAIは、すべてが特化型AIと呼ばれる限られた分野の中で能力を発揮しているタイプのAIです。医療ならば医療分野、気象であれば気象の分野でといったように範囲が限定された中で学習し、過去のデータに基づいた判断を行います。
金融特化型・・・ありますよ?
では、金融に特化したAIはあるのでしょうか?
もちろん。あります。
最近、テレビのCMなどで「ロボアド」という言葉を聞いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?言葉を聞いただけでは、「なんのロボット?アドレス?」と首をかしげてしまう方も多いでしょう。
ロボアドはロボアドバイザーの略です。
ロボアドバイザーは、証券会社などが行っているAI(人工知能)を活用して、投資診断や投資アドバイス、運用などを行うサービスです。投資に関する質問に答えることで、その人に適した資産配分の提案などを受けることができます。最低投資金額も1,000円、1万円からなど個人に利用しやすいサービスとなっています。
アドバイスだけじゃなくて投資も任せられるの?
ロボアドバイザーには、「アドバイス型」と「投資一任型」の2種類があります。
アドバイス型は、投資家に対して最適な資産配分などについて「助言」だけを行うタイプのことを言います。無料のものがほとんどですが、提示された資産配分を実行するために必要な金融商品の買い付けは、当たり前ですが投資家自身で行う必要があります。アドバイスを受けてそれをどのように活かすのかは投資家次第ということですね!
投資一任型は、ロボアドバイザーの提案内容を了承すれば、運用も含めて「すべて任せる」ことができる投資一任サービスで、手数料がかかります。相場の変化によって資産配分の変更が必要な場合は、リバランスもしてくれるメリットがあります。
リバランスとは、状況に合わせて保有する資産の内訳を見直して売買を行うことで、その状況に合った資産配分に組み換えを行うことを言います。
個人の投資家がこれを行うことは正直言ってかなり面倒です。ましてや投資初心者や未経験者が、少し市場を見てきたからと言って完璧にできるものではありません。
いかがでしょうか?AIってなんだか難しいイメージがありますが、使ってみたくありませんか?
では実際に使うにはどのように使うのが良いのか、デメリットは何なのかを次回はご説明しようと思います!