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『なんだかんだできてしまう』ことは恐ろしい

 以前、このブログでも金融教育について書きました。

 お金のことは大事なことだと多くの方が認識しているでしょう。

 しかし、金融教育を受けている今の世代は別として、受けていない私も含めた大人たちの世代では金融教育が広がりを見せているのかと言われれば、そうではないですね?

 今回は金融教育が普及しない理由についてクローズアップしていきます!

普及しないのは…

 本格的に金融教育がスタートしました!

 まだ自分で稼ぎ始める前からお金や投資のことを知っておくことは、個人的にも非常に重要なことだと思っています。

 子どもたちはそれぞれの学校で半ば強制的に習うわけですが、大人たちは基本的に独学です。

 まぁ、日々働いて収入を得ているわけですから、全くお金のことを意識しない大人はほぼいないと思いますが…

 しかし、それでも『投資は怖い』というイメージや『お金の話はちょっと…』という雰囲気は変わる雰囲気がありませんね。

 普段からお金のことを意識はしているはずなのに大人への金融教育が普及しないのはなぜなのでしょうか?

なんとかなってしまった⁈

 これに関してはいろいろな方が意見を述べていますが、私個人の見解は…

『勉強しなくてもなんとかなるから』

だと思います!

 どういうことなのでしょう?

 以前のブログでもお伝えしていますが、かつての日本の定期預金の利率は今でいえば投資信託をしているくらいの高い利率でした。

 つまり、『貯金しなさい』と言われていたのはその前に『利率が高いから』という単語がついていたのです。

 そして、いつまでも『貯金しなさい』という部分だけが親から子へそして孫へ受け継がれているわけです。

 ご存知の通り、貯金は『投資』とは言えないとされるくらい程リスクなものですから、知識があろうと無かろうとお金を増やせたのですね。

 あえて勉強してさらにお金を増やそうとしている人は『傲慢だ』とか言われてしまったわけです。

 勉強しなくても何とかなっていたのです。

今でもそう⁈

 新NISAも始まり世間的には投資をしようという流れが強くなり、今の二十代は投資への意識が高いとされています。
 これは喜ばしいことだと思います。

 私も含めて、多くの大人たちは、働き始めて最初は少ない給与ですが、結婚していない限りは自分の周りのことだけしか出費がなく、なんとかなっていました。

 それが、結婚して家族を持つと、マイホームを買ったり昇給の話がきたりして、思いがけずドドドっとお金のイベントを迎えます。
 そして、そこで始めて『お金について考えなくては!』と気づくわけです。

 20代の頃はなんとかなっていたものが、年を重ねていくうちにそうではなくなってしまったのです。

 しかし、それまでなんとか上手くやれていた経験があるため、そこまで必死になって学ぶわけでもなく、優先順位は低いまま放置されがちなのです。

 本当は早く始めれば、いいこともあるのに、それを教えてくれる人も日本はまだまばらです。

 この流れを機に、大人の間にも金融教育の意識が高まってもらいたいものです。

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