つみたてだけではダメ⁈
新NISAがスタートして半年が経ちました。
これまで投資をしたことがない人にとっては「投資の入り口」となったわけですが、注意しなければならないこともあります。
今回は新NISAを活用して投資をする上での注意点をお伝えします!
つみたて「だけ」ではダメ
新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの非課税の枠があります。
この両方を使うことができるのが、新NISAの特徴の一つとなっています。
初心者向けの書籍や新NISAについて取り上げた情報番組などでは「つみたてをコツコツ続ければ大丈夫!」と言っている解説者をよく見かけます。
たしかに、投資を始めたばかりの初心者に向けて「投資の始め方」を説明するのであれば、間違いではないでしょう。
しかし、厳しい言い方をすれば、つみたて投資枠だけでは正直言ってダメだと思っています。
変化がわかりにくい
まずつみたて投資枠だけで投資をすると、コツコツと長い時間をかけて行うスタイルの投資となります。
世間一般の投資のイメージとは大きくかけ離れたやり方ですね。
私は投資を『資産づくり』と呼んでいますが、その根幹となる投資がこのつみたてです。
時間をかけて育てていくように資産を増やしていくので、一つ一つの利益は小さめで、しかも最初はほとんど利益が見えません。
『一攫千金』など夢のまた夢のような投資なのです。
しかし、先ほども書いたようにあくまでこれは資産づくりにおけるベース部分でローリスクな分ローリターンを承知の上で地道にやっていくと決めて続けるしかありません。
実は続けにくい⁈
ローリスクならば長く続けやすいと思われがちですが、案外そうとも言いきれません。
投資の世間のイメージはハイリスクな分ハイリターンで、いわゆるギャンブルのようなもの。
そこと比較すると、あまりにも新NISAを活用した投資は地味で利益を感じにくいため、当初の投資のイメージで始めた人は「飽きてしまう」のです。
新NISAに限らず、投資は長く続けることが大切ですが、もっと儲けたいという欲が出て暴走してしまったり、逆に単調過ぎて刺激が無さすぎると飽きが来てしまい興味を失ってしまうのです。
続けるためにも工夫が必要なのですね。
続けるためにも…
投資をなるべく長く続けるためにも、「成長投資枠」の活用をお勧めします!
成長投資枠で株式を購入することで、ローリスクから少しだけリスクがハイ側に動きます。
また、自分の選んだものに投資をする「任せっきりにしない」投資を同時に行うことで投資への興味をそこそこ持って続けることができるようになりますね。
また、任せっきりにしないことで警戒心も身につくので、指標の発表や要人の発言などにも少しずつ目を向けるようにもなります。
リスクに対する自己警戒を行うようになります。
そうなれば自分の資産に対するリスクを抑えることもできるようになります!
せっかく始めた投資…
長く続けていくためにも「つみたて投資枠だけ」ではダメなのです!
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