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【まだまだある⁉】投資のアノマリーの話②⁉

いよいよ今週で2024年の8月も終わりを迎えます。本当にあっという間ですね!

以前、投資の「アノマリー」についてのテーマでブログを書きました。

まだまだ投資には不思議な話がいろいろあります!今回もそんな投資にまつわる不思議な話をご紹介します。

信じるか、信じないかはあなた次第です!

米国大統領の3年目

まずはここで「アノマリー」が何なのかを簡単に復習します。

「アノマリー」はシンプルに言えば「理屈では説明できないけれど、なぜかそうなってしまうこと」でしたね。

世の中には、なぜそうなるのか実は誰もわかっていないけれど、なぜかいつもそうなる・・・そんな不思議なことがいくつもあります。

さて、今年の秋には世界が注目する大イベントである米国大統領選挙がありますね。

投資に関するアノマリーには、この米国大統領に関係するものがあります。

それは、「米国大統領の3年目には、ほぼニューヨークダウが上がる」というものです。

嘘でしょ?と思われた方も多いと思います。私も実際にデータを見るまでは信じていませんでした(笑)

実際に上がっているのか・・・?

本当に3年目は上がっているの?

いくつか例を挙げてみます。

まずは、共和党政権の年を挙げていきます。

1953年~56年までのアイゼンハワー政権の3年目は、ダウ平均株価が前年比20.8%上昇していました。

ちなみにアイゼンハワー政権は、この後の2期目(1957年~60年)のときの3年目も前年比16.4%上昇していました。

1981年~84年のレーガン政権の3年目は前年比20.3%上昇しています。

1989~92年の父ブッシュ政権の3年目は前年比20.3%上昇、2001~04年の息子ブッシュ政権でも3年目には25.3%上昇していました。

続いては民主党政権の年を見てみます。

1949~52年のトルーマン政権の3年目は前年比14.4%上昇、1965~1968年のジョンソン政権15.2%、1993~96年のクリントン政権に関しては33.5%も上昇しています!
ちなみにクリントン政権は2期目の勢いも凄まじく、なんと25.2%も上昇していました!

もちろん、すべての政権の3年目が上昇しているわけではありません。実際、2013~2016年のオバマ政権の3年目は下落しています。

しかし、ここにあげた例は一部で、ここに記載していない政権の3年目も数値は差はありますが上昇しているものがほとんどなのです。

理由は・・・ない

いかがでしたか?

一部例だけでもこれだけ上昇しています。この結果を見たら、「米国大統領の就任3年目はよくわからないけど相場が上がるぞ!」と言われても仕方がないですね。

なぜこれだけ上がっているのでしょうか?

就任3年目は翌年に選挙を控えています。なので、選挙で勝つために経済対策を行うからではないかとも言われています。

しかし、例にも紹介したように2期目の大統領の3年目でも同じようにダウが上がっています。

米国大統領の任期は2期までとなっているため、2期目の大統領は経済対策をしても再選はないのです。

そうなると、経済対策は理由としては弱いですね・・・

しかし、これ以外にこれといった理由もありません。

陰謀論でも出てきそうな話ですが、陰謀によって相場が良くなるのであれば今後もぜひやってもらいたいですね(笑)
少なくとも私は大歓迎です。

なんとも不思議な話ですね。

信じるか、信じないかはあなた次第です。

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