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つみたてる『意味』
米国大統領選挙が終わってから、相場が上がったと思ったら下がったりとなかなか落ち着きませんね。
投資初心者の方はとくに見ているとハラハラしてしまうような状況かもしれません。
新NISAで今年からつみたて投資を始めたばかりの人の中には『売ったほうがいいのかな?』と考えてしまう人も出てきているかもしれません。
でも、ちょっと待ってください!
『含み損』は仕方なし!
新NISAで投資を始めたばかりの人には夏の暴落に続いて、また難しい局面になってきました。
これまで経験がないわけですから、『下落したときはどうしたらいいの?』と不安になってしまうのも無理はありません。
では、投資信託のつみたて投資をしている場合、下落している状態ではどのような影響が出るのでしょうか?
大きな影響としては、購入時よりも値段が下がってしまうので、保有している資産の価額は減ってしまいます。
いわゆる『含み損』を抱える状態となります。
特に今年の前半は順調過ぎるほどに相場が右肩上がりの状況でしたから、こればかりは避けられません。
つみたて投資を理解しよう!
では、『含み損』が出てしまっている状態は、どうしたらいいのでしょう?
ここに関しては、特別何かをする必要はないと思います。
そもそも、なぜ『つみたて投資』をしているのでしょう?
つみたて投資は、価格に関係なく毎回一定額を買っていく方法です。
ドル・コスト法というもので、値段が上がっていても下がっていても同じ金額分を買っていくわけです。
つまり、値段が高いときは購入できる単位(口数など)が減り、逆に安くなればその分多く購入できるわけです。
これは何を意味しているかと言えば、安いタイミングで多く買うことによって購入単価を下げているわけですね。
相場が下がらなければ購入単価が下がらず、高い状態で買い続けることになるので割高になります。
そうなれば利益も少ないままですね。
相場が下がることで、長い目で見ると利益を増やすことに繋がるわけです。
落ち着いて続けましょう!
たしかに、今年投資を始めた人は、このところの状況では含み損が発生している人が多いことでしょう。
ですが、それは割高で購入していた期間が長いことも理由の一つです。
相場が落ちてきたタイミングで買うことにより購入単価が下げることができ、利益をあげられるようになるのです。
「安く買って、高く売る」これが投資の基本です。
つみたて投資でも影響は受けますが、長い目で見ればプラスになる要因でもあるのです。
いろいろ心配になってしまうこととは思いますが、今はまだ始まったばかりです!
地道に続けていきましょう!