執行猶予中の人

大麻取締法違反の初犯で執行猶予中です。 懲役6ヶ月執行猶予4年。 きっかけ、正直に思った事、体験した事etc多少のフィクション混じえて書いていきます。 暇つぶしにどうぞ。

執行猶予中の人

大麻取締法違反の初犯で執行猶予中です。 懲役6ヶ月執行猶予4年。 きっかけ、正直に思った事、体験した事etc多少のフィクション混じえて書いていきます。 暇つぶしにどうぞ。

最近の記事

留置所の1日とか!

眠れないまま朝がきて「あ~ぁ、このまま死なねぇかなぁ~?」なんて思いながらウトウトしてたら「41番、朝だよ~!」とオジに緩~い感じで起こされた。 昨日も居たけど、オジやその他の刑務官っていつ交代してるんだろう? 女性刑務官は土日は居ないって聞いたけど、男性刑務官達は毎日顔合わせてた気がする。 当時はそれどころじゃなくて覚えてないけど・・・。 そんなこんなで、今回は留置所の時間割(?)etcを紹介。勿論覚えてる範囲で。 ・6時起床。 布団を畳んで眼鏡と靴下とヘアゴムと毛布を

    • 10号室の41番!

      これが私の留置所ネームである。 初めての取調べが終わり、留置所(留置場?)には窓の外が暗くなってから入った。 留置所は警察署の地下(半地下?)にあった。 また違う場所に護送されるのかと思ったら違った。 入る前だったかに身体検査を受けた。 小さな部屋に女性の刑務官(と言うのか?)が2人。朝、我が家に来た女性のマトリ達と違って刑務官の1人は明るめの茶髪だった。 持ち物(財布・上着・下着2~3枚・スウェット上2枚・紐がないスウェット下2枚・靴下3~4足・フェイスタオル1~2枚

      • 取調室へGo!

        警察署はもちろん、取調室に入るのは人生初だ。 「少年犯罪課(?)」とか「生活安全課」を通り過ぎて「刑事課(1だったか2だったか忘れた)」に通された。 廊下にはスキンヘッドに眉毛全剃りのスーツ姿のいかつい男が立っていてこちらを見ていた。いかつ過ぎて警察か犯罪者か分からなかった。でも手錠をしていなかったから多分警察だろう。 警察署の雰囲気は普通に役所と変わらなかった。節電の為なのかあまり暖房が入っていなくて肌寒く、皆室内なのにコートやダウンを着ていた。 刑事課のデスクの奥の奥

        • はじめてのけいさつしょ!

          「はじめてのおつかい!」みたいに書いてみたが、全然癒される内容ではない。私的にはまだまだ修羅場序盤である。 警察署に着いたら、ジャッキーチェン並に色んな角度から写真を撮られ、指紋も指紋をスキャンする機械(?)に指を垂直に置いたバージョンやちょっと斜めバージョンetc何回もとられた。 この前後かどうか忘れたが、尿検査も。 専用の小さな紙コップにはインスタントと思われるコーヒー粉末が入っており「ここまで来て不正行為はしないだろうけど、規則だから一応ね?」と、最初に家に来た女性

          その日は突然やってきた!

          20XX年の秋、金曜日の午前10時頃だったと思う。 同棲していた相方を見送って、二度寝しようとベッドに戻った。10分後くらいだっただろうか?チャイムが鳴った。 「(相方が)何か忘れ物でもしたかな?」と思いインターフォンを取ると「引越しの挨拶に来ましたぁ~。」と若い女性の声がした。 我が家は今どき珍しく、モニター付きインターフォンではない。相手の顔は見えないのだ。 でも、おかしいなと少し思った。 我が家はマンションなのだが、引越し作業がある場合、ロビーの掲示板に「〇月〇日

          その日は突然やってきた!