見出し画像

ジャイアンツファンの独り言27

    優勝までいよいよ秒読みー。ジャイアンツは、18日から23日までの6連戦を3勝2敗1分けで乗り切り、マジックを4とした。最短優勝は27日で、ラストスパートをかける。




    最大のヤマ場は甲子園2連戦。連覇を目指す阪神の勢いを止められず、初戦を落としたが、意地でも負けられない巨人は、総力戦で2戦目をもぎ取り、ようやくゴールが見えてきた。




    この連載を始めた当初は、ヘルナンデスが活躍し出した時期で、ペナントレースの行方もまったくわからない状況だった。阿部監督は、ときに選手に厳しく接するなど、采配の妙を見せ、新人監督らしからぬ手綱さばきを披露した。




    ヘルナンデスの負傷離脱後、起用した浅野がブレイク。内野手のモンテスを、レフトで使うなど、夏場の戦いぶりはアグレッシブだった。




    優勝が見えたのは、9月10日からの広島3連戦だった。鬼門・マツダでカープを3タテし、勢いに乗った。




    3連敗したカープは、その後信じられないくらいの失速ぶり。4位に転落した。カープと対照的に勝ち続けたのが阪神。Aクラスも危うい状況から、巨人を脅かす位置まで浮上した。




    ペナントレースをざっと展望したが、巨人が最も投打のバランスが取れていたため、最終的に優勝を間近にしたのではないか。




    優勝を知るベテランに引っ張られながら、若手も失敗を恐れずに日々格闘。試合を重ねるごとに強く、たくましくなっていった。




    25日からの5連戦の最中に、4年ぶりの優勝の知らせが聞けそうだ。気を抜かずに頑張ってほしい。

いいなと思ったら応援しよう!