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京セラドームに巨人戦を見に行ってきました

    私はファン歴50年のジャイアンツフリーク。3日、京セラドームで巨人ーヤクルト戦を観戦しました。




    球場へ足を運ぶのは6年ぶり。開場前から熱気ムンムンで、改めて関西のG党の熱狂ぶりがうかがえました。




    この日は山﨑伊織が先発。初回のピンチを、浅野のダイビングキャッチで切り抜けたあとは、5回まで両軍無得点の展開。




    均衡が崩れたのは6回表。サンタナのタイムリー二塁打で、ヤクルトが先制しました。惜しむらくは、丸―門脇ー岸田と見事な中継プレイで、アウトのタイミングでしたが、岸田が落球したこと。




    山﨑伊も粘投していましたが、7回表にピンチを迎えたところで、高梨にスイッチ。しかし、長岡に左前タイムリーを打たれ、2-0とされました。




    負けられない巨人は8回表、勝ちパターンのケラーを投入。ところがコントロールを乱し、挙げ句の果ては岡本にタイムリーエラーが飛び出し、痛恨の3点目を献上します。




    優勝争いのプレッシャーから、チャンスをことごとく潰す巨人。9回裏ワンアウトから、代打・秋広が12球粘り、四球で出塁。続く丸の右翼線ツーベースで、2、3塁とします。




    この時、場内の盛り上がりは最高潮。しかし、浅野が浅いライトフライに倒れ、ツーアウトになると、期待は一気にしぼみます。「このまま完封負けか」。




    そう思われた次の瞬間、モンテスの放った打球がレフトへグングンと伸び、スタンドへ。土壇場で飛び出した起死回生の同点ホームランに、ジャイアンツファンは狂喜乱舞、欣喜雀躍。興奮のるつぼと化します。





    しかし、延長10回表、大勢が並木に決勝タイムリーを打たれ、万事休す。4-3でヤクルトが勝ちました。




    試合を終始見ていて感じたのは、巨人ナインが優勝争いのプレッシャーからか、動きが硬かったこと。前半再三再四あったチャンスに一本が出ませんでした。




    特に吉川と門脇は三振の山を築きました。ピッチャー陣にもプレッシャーが感じられました。ケラー、泉、大勢はいずれもコントロールを乱し、通常の精神状態でないのはありありとわかりました。




    試合には負けましたが、見せ場を作ってくれたことで、応援の甲斐があったというものです。久しぶりの野球観戦を終え、心は清々しい気分でした。

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