ダイハツ不正問題に思うこと

こんばんは。
さきほど、YouTubeで生配信されていたダイハツ不正について思うことを記載します。

わたし個人の見解であり、愚痴も出ておりますが、気楽に読んでいただければと思います。

わたしは、某電子機器メーカーに勤めており、ダイハツに部品を供給する立場であります。
よって、今回の件は、ダイハツ車販売停止による、我が社の生産ラインの停止は必然であり、今後のことが不安であります。

今回のダイハツ不正問題は、日本社会の根源にある成果主義によるところが大きいと思います。現地現物を知らない会社幹部、役員からのトップダウン指示による、重たい目標設定を背負わされ、これに対して誰もノーと言えない環境なのかなと思います。

各社、コンプライアンス最優先を掲げて、このような不正をやめるように、教育をしてきているとは思います。
ただ、過去からの通例なるところは、どこかで誰かが過去に決めたことと、自分に非はないと勝手な判断をして、不正を継続してきてしまったのではないかと思います。

コンプライアンス違反をなくすかは、各個人の良心によるところが大きく、ダイハツ車を信頼し購入してくれたお客様、ダイハツを応援してくれる株主様を裏切る行為であることを認識していないということだと思います。

自分たちだけ苦しまなければいいやー、こんなの守らなくてもバレないでしょうー、こういった企業文化が根付いてしまったということでしょうか。。。

よく、小さい時に、親や先生から、お天道様が見てるよ　って言われてきました、バレなきゃいいよは通用しませんよね。

日本の車業界を盛り立てようと一緒に頑張って来た我々、部品メーカーは非常にショックであります。

過去の愛車だったダイハツ製コペンさん、中古で売りに出したけど、元気にしてるかな？
故障してないよね？

さいごに。。

PS.ダイハツ殿
我々、部品メーカーは、車メーカーの厳しい工場監査を何回も受けて、厳しい要求に対して、改善をしてクリアしてきました。
これらの厳しい監査を乗り切るにあたっては、我々はダイハツ、さらにその先にいるお客様に恥じることなき製品を出荷したいという気持ちで対応してきました。
不正せずに頑張った部品メーカー、下請け会社の姿勢、誠実さを教訓にしていただければと思います。